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【国際】

米、最高裁判事に保守派 大統領、カバノー氏を指名

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は九日夜(日本時間十日午前)、前任者の退任に伴う連邦最高裁の新たな判事に、トランプ氏の考えに近い保守派で連邦高裁判事のブレット・カバノー氏(53)を指名したと発表した。就任には連邦議会上院(定数一〇〇)の承認が必要。承認されれば保守派が多数派となり、銃規制や人工妊娠中絶の是非など国論を二分するテーマで保守的な司法判断が下される可能性が高くなる。

 カバノー氏は一九九〇年代、当時のクリントン大統領夫妻が不正融資を行っていた疑いに関する捜査に携わったほか、ブッシュ(子)政権ではホワイトハウス法律顧問チームに参加。民主党側は「共和党色が強い」と警戒していた。

 最高裁は長官と判事八人の裁判官計九人で構成。裁判官は大統領が指名、上院が承認する。判事就任後は自ら辞任したり、弾劾または死亡しない限り任期を続ける終身制。銃規制などの重要問題に加え、連邦政府と州政府が争う議題に関し合憲か違憲かの最終判断を下す。最高裁判事の判断は米国の市民生活に大きな影響を及ぼすため、米国内で大きな注目を集めていた。

 トランプ氏は九日夜のホワイトハウスでの演説でカバノー氏を「洗練され、鋭敏な法律感覚を持っている」と評価した。

 

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