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【国際】

朴前大統領に実刑判決 国情院裏金上納 懲役計32年に

朴槿恵被告=聯合・共同

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 【ソウル=上野実輝彦】韓国の情報機関、国家情報院から上納された裏金を受け取ったとして収賄罪などで追起訴された前大統領の朴槿恵(パククネ)被告(66)に対し、ソウル中央地裁は二十日、国庫損失罪で懲役六年(求刑・懲役十二年)、追徴金三十三億ウォン(約三億三千万円)の実刑判決を言い渡した。

 地裁は総選挙に不法に介入した公職選挙法違反罪でも、朴被告に懲役二年を言い渡した。朴被告の懲役は八年が加算され、財閥からの収賄罪などで既に同地裁が言い渡した実刑と合わせ、一審判決での懲役は計三十二年となった。

 朴被告は二〇一三〜一六年の間、当時の国情院長らから特殊活動費計三十六億ウォン余を受け取ったとして起訴された。地裁は「大統領の権限を乱用し、厳正であるべき国家予算執行の根幹を揺るがした」と指摘した一方、私的に流用する意思を示す証拠がないことなどから、収賄については無罪と判断した。

 またソウル高裁では二十日、財閥からの収賄罪などについて控訴審の論告があり、検察側は懲役三十年、罰金千百八十五億ウォンを求刑した。判決は八月二十四日に言い渡される。

 

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