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【国際】

「米を二度と脅すな」トランプ氏、イラン警告

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は二十二日、自身のツイッターで、イランのロウハニ大統領に対し「もう二度と米国を脅すな。さもなければ、歴史上経験したことのない結末にさいなまれることになる」と警告を発した。ロウハニ師が同日、米国批判を展開したことに反発したとみられ、両国の緊張の度合いが一層高まっている。

 トランプ政権は五月、イランを「テロ支援国家」などと非難した上で、米欧など主要六カ国とイランが結んだ核合意からの離脱を表明。日本や中国など各国に対し、十一月四日までにイラン産原油の輸入をゼロにするよう求めるなどイランへの圧力を強めている。

 ポンペオ米国務長官も二十二日、イラン系米国人が多い米カリフォルニア州シミバレーで演説。「イランはマフィアのような人間に運営されている」などと批判した上で、穏健派とされるロウハニ師について「偽善的な聖職者だ。悲痛な報いを受けさせなければならない」と糾弾した。

 さらにポンペオ氏は、イラン産原油の輸入を十一月四日までに「限りなくゼロにする」と改めて主張し、今後も圧力をかける姿勢を鮮明にした。

 一方、ロイター通信などによると、イランのロウハニ師は首都テヘランで演説し、「米国はイラン人を扇動するような立場にはない」と指摘。「トランプ大統領よ、ライオンの尾をもてあそぶようなことはやめるべきだ。後悔することになる」と強調し、「米国は、イランとの戦争があらゆる戦争につながることを知るべきだ」と主張していた。

 これに対し、トランプ氏がツイッターで反発。ロウハニ師を名指しして「われわれは暴力的かつ取り乱したような言葉は支持しない。気をつけろ!」と強く警告した。

 

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