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【国際】

朝鮮戦争休戦から65年 北が米兵遺骨返還

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 【ソウル=上野実輝彦、ワシントン=石川智規】北朝鮮は二十七日、朝鮮戦争(一九五〇〜五三年)で戦死した米兵らの遺骨を米側に返還した。米ホワイトハウスは、遺骨を載せた米軍輸送機が北朝鮮の元山(ウォンサン)を出発したと発表。同日午前、韓国の烏山(オサン)米空軍基地に到着した。八月一日に基地で正式な返還式典を開く。

 二十七日は朝鮮戦争の休戦協定締結から六十五年にあたる。米国防総省などによると、返還された遺骨は五十五柱。返還は、非核化交渉に向けた米朝間の信頼醸成につながることが期待されている。ホワイトハウスは声明で「遺骨返還の再開に向けた最初の重要な一歩」と評価した。

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、六月の首脳会談で戦没米兵の遺骨返還に合意。ポンペオ米国務長官は今月十八日、「数週間のうちに最初の遺骨が返還される」との見方を示していた。

 韓国メディアによると、米国は南北軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)を通じて、遺骨返還用の木箱を北朝鮮側に送った。北朝鮮は遺骨の鑑定作業を行い、準備を進めてきたとされる。

 一方、韓国政府は二十七日、米韓側の元兵士や参戦国の外交団を招いた休戦六十五年の記念式典をソウルで開いた。出席予定者には、国連軍司令官を兼務する在韓米軍のブルックス司令官らが含まれている。

 

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