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【国際】

大統領選中 陣営、ロシア人と面会 トランプ氏事前承認か

米大統領選中のトランプ氏(右)とコーエン氏(中央奥)=2016年9月、米オハイオ州で(ロイター・共同)

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 【ワシントン=後藤孝好】二〇一六年米大統領選に介入したロシアとトランプ陣営の共謀疑惑で、米メディアは二十六日、トランプ米大統領の元顧問弁護士が、陣営幹部によるロシア人弁護士との選挙中の面会について、トランプ氏が事前に把握し、承認していたことをモラー特別検察官に伝えると報じた。モラー氏は、司法妨害の疑いでもトランプ氏のツイートの内容を調べているとされ、十一月の中間選挙を控えて捜査が進展する可能性もある。

 ロシアとの共謀が疑われている面会は一六年六月、ニューヨークのトランプタワーで行われた。トランプ氏の長男ジュニア氏や娘婿のクシュナー氏、選対幹部だったマナフォート氏が、クリントン元国務長官に打撃を与える機密情報の提供を求めて、ロシア政府に近いベセルニツカヤ弁護士と接触した。

 トランプ氏は「知らなかった」と関与を否定しているが、米メディアによると、長年にわたって顧問弁護士を務めていたコーエン氏は、トランプ氏がジュニア氏から報告を受けて面会を事前に承認していたとモラー氏に説明する方針という。

 モラー氏は、トランプ氏が昨年五月に突如解任した連邦捜査局(FBI)のコミー前長官や、捜査に関与しない方針を表明したセッションズ司法長官を非難したツイッターのつぶやきについて、司法妨害の疑いもあるとして関心を示す。捜査に圧力をかけるような書き込みに関し、本人から聴取したい考えという。

 また、トランプ氏が経営していた複合企業「トランプ・オーガニゼーション」のアレン・ワイセルバーグ最高財務責任者(CFO)に連邦大陪審での証言を求める召喚状が出されたとも報じられており、しだいに捜査が周辺に迫りつつある状況だ。

 

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