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【国際】

2プラス2 ロ、地上イージスに懸念 日、北方領土演習けん制

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 【モスクワ=栗田晃】日ロ両政府は七月三十一日、モスクワで、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開いた。ロシアは、日本が米国から導入を進める地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」について、「米国のミサイル防衛(MD)網はロシアに脅威を与える」と懸念を表明。日本側は北方領土でのロシアによる軍事演習や軍備強化をけん制し、日本周辺で活発化するロシア軍機の活動に自制を求めた。協議後、日本の河野太郎外相、小野寺五典(いつのり)防衛相、ロシアのラブロフ外相、ショイグ国防相が共同記者発表した。

 北朝鮮の核・ミサイル問題では、双方が米朝首脳会談の成果を評価し、北朝鮮の非核化に向けた連携で一致。一方、河野氏が「制裁継続が大事だ」と訴えたのに対し、ラブロフ氏は「極めてもろい(非核化の)過程を壊さぬよう、自制と柔軟性を示すべきだ」と主張。非核化の行程を巡り温度差もあった。

 併せて行った外相会談では、北方領土での共同経済活動の具体化に向けた日本の現地調査団を、八月十六〜二十日に派遣することで合意した。

 北方領土の現地調査は、養殖や温室栽培などの共同経済活動に参加を希望する事業者らを選び、実施。結果を踏まえて次官級協議を開き、九月にロシア極東ウラジオストクで行われる予定の日ロ首脳会談の準備を進めることでも合意した。

 

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