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【国際】

北人道支援に限り 制裁除外の新指針 安保理委、策定へ

 【サンフランシスコ=赤川肇】国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会は六日、安保理制裁が人道支援活動の支障になるのを避けるため、制裁の適用除外手続きを定めた新指針を策定する見通しとなった。米国が提案した。制裁委議長国オランダの国連代表部関係者が本紙に明らかにした。「人道支援を容易にするためで、制裁を緩和するものではない」と説明している。

 安保理の制裁決議は、北朝鮮国民への人道支援を損なうのが目的ではないと明記。しかし、北朝鮮は制裁による人道上の環境悪化を主張しているほか、物資供給が滞るなどの影響を指摘する見方が国連内部からも上がっていた。

 新指針案では、人道支援をする国連加盟国や非政府組織(NGO)が六カ月ごとに制裁の除外を申請し、制裁委が承認する手続きを明確化。申請時には、支援の具体的内容や運搬手段を明らかにし、北朝鮮の核・ミサイル開発につながらないことを担保する方法を示すよう求めている。

 安保理ではロシアや中国が安保理制裁の緩和に向けた動きを活発化させる一方、米国は「制裁が履行されなければ非核化の展望が損なわれる」(ポンペオ国務長官)と訴えている。

 

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