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【国際】

元CIA長官の閲覧権剥奪 機密情報 トランプ氏に批判も

 【ワシントン=後藤孝好】サンダース米大統領報道官は十五日の記者会見で、トランプ大統領が、オバマ前政権で中央情報局(CIA)長官を務めたブレナン氏の機密情報へのアクセス(接触)権を剥奪したと発表した。自らに批判的なブレナン氏に圧力をかけた格好だが、職権乱用との批判が上がりそうだ。

 トランプ氏は声明で「ブレナン氏が政権に対し、根拠のない極めて侮辱的な主張をしている」と批判。「政治的な攻撃をするなら機密情報へのアクセス権は不適切だ」と指摘した。

 ブレナン氏はツイッターで「この行為は批判する人を罰し、言論の自由を弾圧するトランプ氏の取り組みの一環だ」と非難した。ブレナン氏はこれまでも、政権の暴露本を出版した元補佐官を「犬」と表現したトランプ氏を「品性を欠き、大統領職を著しくおとしめている」と批判していた。

 情報機関などの政府高官らは、退任後も機密情報に触れる権限を維持できる慣例がある。元高官は後任の職員からの相談に乗る際などに、アクセス権が必要になる場合があるという。

 トランプ氏はブレナン氏以外にも、オバマ前政権時代のクラッパー前国家情報長官やライス元国連大使、ロシア疑惑を巡って対立した連邦捜査局(FBI)のコミー前長官ら批判勢力の権限剥奪を検討している。

 

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