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【国際】

南北会談合意の離散再会 韓国側家族が到着

20日、韓国北東部・束草で、南北離散家族の再会事業で金剛山に向け出発する韓国側参加者らのバス=共同

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 【ソウル=上野実輝彦】朝鮮戦争(一九五〇〜五三年)などで生き別れになった韓国と北朝鮮の離散家族による再会事業が二十日から、北朝鮮の金剛山(クムガンサン)で始まる。離散家族の再会は二〇一五年十月以来、二年十カ月ぶり。

 韓国側の参加者八十九人は二十日午前、軍事境界線付近にある南北出入り事務所を通過し、バスで北朝鮮に向けて出発。午後に金剛山に到着した。

 韓国政府の統計によると、韓国にいる離散家族の85%が七十歳以上。今回も車いすやつえを使用する高齢の参加者が目立った。

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 韓国側参加者は二十二日まで金剛山に滞在し、北朝鮮に残る家族と再会。家族ごとの個別面会や参加者全体の食事会などが予定され、再会は三日間で計十一時間程度になる見込みだ。

 二十四〜二十六日には、北朝鮮側の参加者八十三人が韓国に残る家族と金剛山で再会する予定。

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、四月の首脳会談で再会事業実施に合意。両氏の会談は九月にも平壌(ピョンヤン)で開かれる予定で、再会事業の定例化を協議する可能性がある。北朝鮮側が事業を契機に、南北経済協力や朝鮮戦争の終戦宣言を求めるとの指摘もある。

 

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