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【国際】

はしか、欧州で大流行の兆し 上半期の感染4万人超

 【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は二十日、欧州地域で今年上半期のはしか感染者が四万千人を超え、大流行の兆しがあると発表した。死者は少なくとも三十七人。厚生労働省は日本人観光客に人気のフランス、イタリアなどで感染者が増えていることから、渡航前の予防接種徹底を呼び掛けている。

 はしかは予防接種普及で二〇一六年に全世界の死者数が初めて十万人を切り、WHOは完全制圧も視野に入ってきたとしていた。しかし近年も世界各地で散発的に流行が続き、今年は日本でも沖縄県や愛知県などで感染拡大が見られた。

 WHOによると、欧州では一七年もはしかが流行し、約二万四千人の感染者を出した。今年に入っても勢いが止まらず、ロシア、フランス、イタリア、ギリシャなど七カ国で既に千人以上が罹患(りかん)。ウクライナでは二万三千人が感染した。

 はしかは高熱や発疹が特徴で、空気感染で広がる。マスクで防ぐことは難しく、予防接種が有効。WHOは一五年、日本は国内土着のウイルスによる感染がない「排除状態」にあると認定したが、その後も海外由来ウイルスによるとみられる感染が続いている。

 

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