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【国際】

米国務長官の訪朝中止 大統領、非核化停滞に不満

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は二十四日、自身のツイッターで、ポンペオ米国務長官が発表したばかりの北朝鮮訪問を中止するよう指示したと明らかにした。朝鮮半島の非核化に向け「現時点では十分な進展があるとは思えないためだ」と説明。また、中国との貿易摩擦を念頭に「彼らはかつてほど非核化の進展を助けてくれない」として中国を批判した。

 六月の米朝首脳会談後、非核化の実施に向けた具体策は進まず、交渉は膠着(こうちゃく)状態に陥っていた。トランプ氏は非核化交渉の現状に不満を示すとともに、中国に対して圧力をかけたい狙いもあるとみられる。

 トランプ氏はツイッターで、北朝鮮との非核化交渉が思うように進まないことから「ポンペオ氏に北朝鮮に行かないよう要請した」と表明。中国との貿易摩擦問題も挙げた上で「ポンペオ氏の訪朝は、中国との貿易関係が解決してからの可能性が高い」とした。

 一方で「私は金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長にくれぐれもよろしくと伝えたい。彼と近いうちに会うことを楽しみにしている」と書き込み、正恩氏との二度目の米朝首脳会談へ期待を寄せた。

 ポンペオ氏は指名したばかりのビーガン北朝鮮担当特別代表とともに、四回目の訪朝を来週に行うと発表したばかりだった。二十七日にも訪朝するとみられた半面、正恩氏との面会予定はなく、非核化交渉に向けた具体的な進展が得られるのか疑問視されていた。

 

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