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【国際】

空き店舗地下から麻薬密輸抜け道? 米とメキシコ国境で発見

 【ニューヨーク=赤川肇】ファストフード店だった米南部アリゾナ州サンルイスの空き店舗の床下から八月中旬、メキシコに通じる地下道が見つかり、米捜査当局は組織的な麻薬の密輸ルートとみている。トランプ米大統領は不法移民や麻薬の流入対策として国境への壁建設を主張するが、その副作用として、こうした“抜け道”が増える可能性も指摘されている。

 米連邦検察の資料などによると、空き店舗を所有している男の車から捜査当局が計百五十キログラム、末端価格で総額百万ドル(約一億一千万円)超の違法薬物を押収して十五日に家宅捜索したところ、調理場だった床下に直径二十センチの穴を発見。その先に高さ一・五メートル、幅〇・九メートルの木材で骨組みされた地下道が百八十メートル先のメキシコとの国境を越えて延び、民家に通じていた。

 現場の国境沿いには高さ六メートルの柵が立っていた。ワシントン・ポスト紙電子版は「壁を乗り越えられないものは、下に抜け道を見いだそうとする。地下道は国境における暗黙の法則を示した」と指摘した。

 

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