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【国際】

マケイン上院議員 死去 08年の米共和大統領候補

ジョン・マケイン氏=AP・共同

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 【ワシントン=後藤孝好】二〇〇八年米大統領選で共和党候補としてオバマ前大統領と争った党重鎮のジョン・マケイン上院議員が二十五日、死去した。八十一歳だった。昨年七月に脳腫瘍と診断され、地元の西部アリゾナ州で闘病を続けていたが、二十四日には家族が治療の打ち切りを明らかにしていた。

 外交・安全保障の専門家として活躍。党内きってのタカ派で日米同盟の強化にも尽力したが、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)への新基地建設に関しては二〇一一年に「非現実的で実行不可能である上、費用がかかりすぎる」と批判し、米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合を提案した。一八年四月には旭日大綬章を受章した。

 米領だったパナマに生まれ、祖父も父も海軍大将という海軍一家に育ち、自らも海軍パイロットとしてベトナム戦争に従軍。一九六七年に搭乗機を撃墜され、約五年半にわたる捕虜生活を耐え抜いて帰国後は「英雄」としてたたえられた。

 八一年に退役した後、八二年に下院選で初当選して政界入り。八三年から下院議員二期を務め、八七年から上院議員に転じた。現在は六期目だった。

 トランプ米大統領はツイッターに「ご遺族に心からのお悔やみを申し上げる」と投稿した。

 

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