東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米韓軍事演習、再開示唆 米国防長官、非核化停滞 北けん制

28日、米バージニア州の国防総省で記者会見するマティス国防長官=ゲッティ・共同

写真

 【ワシントン=石川智規】マティス米国防長官は二十八日、国防総省で記者会見し、六月の米朝首脳会談後に中止している米韓合同軍事演習について、「現時点でさらなる中止はない」と述べ、今後の演習再開を示唆した。実際に再開するかは国務省と協議して決めるという。米朝非核化交渉が難航する中、北朝鮮をけん制する狙いがありそうだ。

 トランプ米大統領は六月の首脳会談後、北朝鮮との対話が続く間は米韓の軍事演習を中止する考えを表明。国防総省は六月下旬、八月に実施予定だった合同指揮所演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」など三つの演習を中止すると発表していた。

 マティス氏は会見で「首脳会談後の成果として、いくつかの大規模演習を中止することで誠意を示した」と説明した半面、「現時点ではさらなる演習の中止は予定していない」と強調した。

 演習の再開時期については「まだ決めてない。国務省と協議して決定する」と明言を避けた。一方で「われわれは(北朝鮮との)交渉がどのように進むかをみている。その上で将来どのようにするかが決まるだろう」と述べた。

 米朝関係を巡っては、トランプ氏が二十四日、北朝鮮の非核化に「十分な進展があるとは思えない」と指摘。ポンペオ米国務長官の四度目の訪朝を急きょ中止させるなど、北朝鮮への懐疑論が広がっている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報