東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

ガザ、不安の中で新学期 米、拠出金停止「9月末にも資金枯渇」

29日、パレスチナ自治区ガザの小学校で行われた始業式で整列する児童ら=共同

写真

 【カイロ=奥田哲平】AFP通信によると、パレスチナ自治区ガザで二十九日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する小中学校の新学期が始まった。トランプ米政権による拠出金停止の影響で財政難が深刻化するUNRWAは「運営資金が九月末で底をつく」として、国際社会に支援を呼び掛けている。

 UNRWAはパレスチナ自治区やヨルダン、レバノンで七百十一の学校を運営し、約五十二万六千人のパレスチナ難民の子どもが通う。米政権は、エルサレムをイスラエルの首都と認定した昨年十二月の方針に猛反発するパレスチナ自治政府への事実上の報復措置として、拠出金三億ドル(三百三十億円)を凍結している。

 さらに米国は二十四日、自治政府への二億ドルの経済支援も打ち切ると表明。中東和平交渉で米国の仲介を拒否する自治政府に圧力を強める。

 アッバス議長は二十九日、あらためて「米国に交渉を支える資格はない」と述べ、UNRWAへの拠出金停止などの決定を撤回するよう求めた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報