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【国際】

閣僚方針また転換 トランプ氏、米韓演習「再開せず」

29日、米ホワイトハウスで、記者団の取材に応じるトランプ大統領=UPI・共同

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 【ワシントン=石川智規】6月の米朝首脳会談後に中止している米韓合同軍事演習を巡り、米政権内の方針が揺れている。トランプ米大統領は29日、「戦争ゲームの演習に巨額の金を使うことは現時点ではない」と演習再開に否定的な考えを示した。米韓軍事演習については、マティス国防長官が前日、演習の再開を示唆する発言をしたばかりだった。

 トランプ氏は先週、ポンペオ米国務長官が四度目の訪朝を発表した直後、急きょ訪朝を中止させていた。主要閣僚の方針を一転させるトランプ氏の行動が目立っており、米朝交渉の行方が見通せない状況になっている。

 トランプ氏は自身のツイッターにホワイトハウスの声明を掲載。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との関係は「非常に良く、親密だ」とした上で、「現時点で軍事演習に巨額の費用を投じる理由はない」と述べた。

 半面、「大統領が選択すれば、即座に演習を再開できる」としており、再開した場合は「過去にないほど大規模になる」と北朝鮮をけん制した。

 また、中国が北朝鮮に資金や燃料などを援助しているとして、後ろ盾となる中国を「有益ではない」とあらためて非難した。

 トランプ氏は二十四日、ポンペオ氏が発表した訪朝の中止を指示した際も、中国との貿易摩擦を挙げた上で「彼らはかつてほど非核化の進展を助けてくれない」と中国を批判していた。

 

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