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【国際】

「トランプ氏の理解力、小5並み」 国防長官らと攻防 米紙記者が暴露本

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 【ワシントン=共同】「理解力は小学五年生並み」「私たちは狂った街にいる」−。米紙ワシントン・ポストの著名記者ボブ・ウッドワード氏=写真、UPI・共同=が今月十一日、短気で予測不能なトランプ大統領を何とか制御しようと格闘する政権高官の生々しい声を取り上げた新刊「Fear(恐怖)」を出版する。複数のメディアが四日、内容を報じた。

 新刊は、米韓自由貿易協定(FTA)の破棄を表明する文書の草案を、大統領執務机で目にしたコーン国家経済会議(NEC)委員長がこっそり盗む場面から始まる。国際協調を重視するコーン氏は後に「国家の安全を守るため」にトランプ氏の署名を阻止したかったと同僚に語ったという。

 昨年四月、シリアのアサド政権による化学兵器使用に憤慨し「やつ(アサド大統領)を殺せ」と息巻くトランプ氏に、マティス国防長官は電話越しで「すぐに取り掛かります」と応じながら、部下には何もしないよう指示し、最終的には現実的な空爆作戦を策定した。

 マティス氏は、在韓米軍の重要性を軽視するトランプ氏について、側近に「まるで五、六年生程度の理解力しかない」と嘆いた。辞任観測が取り沙汰されたケリー大統領首席補佐官も「何を説得しようとしても無駄。私たちは狂った街にいる」と話したという。

 サンダース大統領報道官は声明で「でっち上げだ」と批判。ケリー氏も「『ばか』と発言したのは真実ではない」と反論し、マティス氏も「小説としては面白いが、私の発言ではない」と全否定した。

 

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