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【国際】

スウェーデン、右派躍進 総選挙投開票 反移民政党は第3党

 【ロンドン=阿部伸哉】スウェーデン総選挙(定数三四九)が九日、投開票され、ロベーン首相の中道左派「社会民主労働党」が第一党の座を守りながらも、議席を減らす見通しとなった。「反難民・移民」を訴えた民主党の議席増は確実で、政界での存在感が強まりそうだ。

 スウェーデンの公共放送SVTによると、開票率99%の段階で、社会民主労働党の得票率は28・4%。四年前の前回より2・6ポイント減となった。同党と連立政権を組む「緑の党」も前回から2・6ポイント減の4・3%と苦戦している。

 「左翼党」を含めた左派勢力全体では40・6%で、中道右派四党の連合は40・3%と拮抗(きっこう)。議席は数日後に出る確定票に基づき比例配分されるが、いずれも過半数には届かず、連立政権づくりは難航しそうだ。

 一方、ロベーン氏から「人種差別主義者」と批判され、ネオナチ運動にルーツを持つ民主党は、前回と同じ第三党にとどまったものの、得票率は4・7ポイント増の17・6%と躍進した。

 ロイター通信によると、民主党のオーケソン党首は九日夜に「われわれは今後、大きな影響力を手に入れる」と声明を出し、中道右派連合に政権交代に向けた協力を呼び掛けたが、中道右派連合は拒否した。

 しかし中道右派連合は左派三党に議席数でわずかに及ばない可能性が高く、民主党の閣外協力を仰ぐ可能性も指摘されている。

 

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