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【国際】

米教会堂銃撃事件 ユダヤ人団体「トランプ氏があおったテロ」

 【ニューヨーク=共同】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教会堂)銃撃事件を受け、地元のリベラル系ユダヤ人団体は二十八日、近く現場入りする意向を示したトランプ大統領に対し、「(反ユダヤ主義の)白人ナショナリズムを非難するまで歓迎しない」との公開書簡を出した。

 書簡はトランプ氏の過激な言動が事件を誘発した可能性があると批判している。十一月六日に迫る中間選挙に向けて親イスラエルのキリスト教保守派の支持固めを進めるトランプ氏にとって、一部のユダヤ人からの反発は懸念材料となりそうだ。

 ユダヤ人団体「ベンド・ザ・アーク」のピッツバーグ支部のメンバーが作成した書簡は「トランプ氏のせいでユダヤ人だけでなく、有色人種、イスラム教徒、性的少数者(LGBT)や障害者の安全が脅かされた」と指摘。事件は「トランプ氏があおったテロ行為だ」と非難した。一方、事件に遭遇したユダヤ教指導者は「私は歓迎する」と述べ、ユダヤ人社会の分断の広がりもうかがわせた。

 米メディアによると、逮捕されたロバート・バウアーズ容疑者は、中米諸国から米国に向け北上を続ける移民集団をユダヤ系団体が支援していると会員制交流サイト(SNS)に不満を示し、ユダヤ人に対する差別的な書き込みをしていた。

 

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