東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

トランプ氏、ダボス会議欠席を表明 壁建設で政府閉鎖 外交にも影響

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は十日、スイスで二十二日から開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)への出席を取りやめるとツイッターで明らかにした。

 メキシコ国境の壁建設を巡る与野党対立から連邦政府機関の一部閉鎖が続いているためで、トランプ氏は「国境警備に関する民主党の非協力的な姿勢と、国家の安全の重要性を考えた」と、欠席理由を説明。約八十万人の連邦政府職員が自宅待機や無給状態での勤務を強いられている政府閉鎖は十一日には最長記録の二十一日に並ぶ。

 ダボス会議では、米中貿易摩擦を巡り、中国の王岐山(おうきざん)国家副主席と会談する可能性も取り沙汰されていた。政府閉鎖の長期化は外交日程にも悪影響を及ぼし始めた。

 トランプ氏は十日、壁建設の必要性をアピールするため、メキシコとの国境地帯の南部テキサス州マッカレンを訪れ、警備当局者らと面会。流入する犯罪者や違法薬物によって米国民が危機に直面していると指摘した上で「コンクリート製であれ、鉄製であれ、われわれは強力な壁を造る」と訴えた。

 壁建設に反対する民主党との協議が不調に終われば、国家非常事態を宣言し、議会の承認を経ずに大統領権限で費用を捻出する方針も重ねて強調。下院の多数派を奪還した「ねじれ議会」で対決姿勢を鮮明にする民主党指導部をけん制した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報