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【国際】

仏デモ 暴力には世論批判も 負傷の治安部隊員に、支援募金1億7400万円

12日、パリの凱旋門前で気勢を上げる黄色いベスト運動のデモ参加者=共同

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 【パリ=竹田佳彦】フランス政府への抗議行動「黄色いベスト運動」を巡り、過激化したデモ隊との衝突で負傷した治安部隊員を支援する募金に、三日あまりで一億円以上が集まった。運動での暴力に批判的な国民が、連帯意識を示したとみられる。

 仏南部プロバンス・アルプ・コート・ダジュール地域圏のルノー・ミュズリエ首長が呼びかけ、七日に口座を開設した。

 募金サイトによると、十日午後十時(日本時間十一日午前六時)時点で百三十万ユーロ(約一億六千二百万円)を超えた。当初は約一カ月で百万ユーロを目指したが、予想を大幅に上回る早さで達成した。十三日午後一時(同十三日午後九時)時点では百四十万ユーロ(約一億七千四百万円)に達した。

 募金は警察や消防隊員の相互扶助組織に贈られる。ミュズリエ氏はサイトで、これまでに一千人以上の隊員が負傷したと指摘。「国民の生命と国の治安を守るため、自らの命を危険にさらしている」と強調し、支援を呼びかけた。

 デモは昨年十一月十七日以降毎週末続いている。五日のデモでは、治安部隊員を暴行した元プロボクサーの男が逮捕され、起訴される事態になった。支持者が募金サイトを開設したが、批判を受けて運営会社が直後に閉鎖した。

 

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