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【国際】

軍創建記念日 パレードなし 北朝鮮、米との会談配慮か

8日、北朝鮮の朝鮮人民軍創建71年の記念日を迎えた平壌で、祝賀ムードの中、舞踏する若者ら=共同

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 【北京=城内康伸】北朝鮮は八日、朝鮮人民軍創建七十一周年を祝う記念日「建軍節」を迎えた。昨年は実施した軍事パレードは行われず、国営メディアは核やミサイルに言及しなかった。五年ごとの節目の年でないことに加え、今月末にベトナムで二回目の米朝首脳会談を控える中、対話ムードに配慮したとみられる。

 軍創建七十周年の昨年は、首都平壌(ピョンヤン)の金日成(キムイルソン)広場で、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長出席の下、軍事パレードが行われた。米本土を射程に収めるとされる新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」などが登場。一万三千人余りの兵士を含む五万人が参加した。

 朝鮮中央通信は八日、各地で祝賀の舞踏会が行われ多数の青年や学生が参加したと伝えた。同日付の労働党機関紙・労働新聞は一面の社説で「軍事力強化の戦略的路線と課題を徹底的に貫徹し、軍の不敗の威力を力強く誇示すべきだ」と強調した。しかし、米国を批判する内容はなく、核やミサイルに関する表現も見当たらなかった。昨年の社説は「米国のいかなる核の脅威も粉砕し、対応できる核戦力を保有した」と米国をけん制していた。

 北朝鮮は一昨年まで、金日成主席が一九三二年に抗日部隊を創設したという四月二十五日を建軍節としていたが、昨年から四八年に正規軍が創設された二月八日に変更した。

 

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