東京新聞
日本舞踊新鋭賞

第1回 井上安寿子さんが受賞

井上安寿子さん

 日本舞踊の伝統を正しく継承し、次代を担うと期待される若手舞踊家を顕彰するため本紙が新たに制定した「第一回日本舞踊新鋭賞」の選考会が開かれ、受賞者に井上安寿子(やすこ)さん(29)が選ばれた。

 井上さんは、能楽観世流九世観世銕之丞(てつのじょう)さんと京舞井上流五世家元井上八千代さんの長女として京都で生まれる。四世および五世井上八千代さんに師事。二〇〇六年井上流名取となる。一三年に自身主宰の舞踊公演「葉々(ようよう)の会」を発足する。

 本賞は舞踊評論家の阿部さとみ、三枝孝榮(こうえい)、龍居(たつい)竹之介の三氏が選考。井上流の後継者として伝統的な芸を継承し、「葉々の会」にて研鑽(けんさん)を重ねると共に、「都をどり」の制作、振り付けに力を注ぐなど幅広い活動を進め、将来を高く期待されていることが評価された。

受賞インタビュー

■ 歴代受賞者 ■
日本舞踊新鋭賞の受賞です。

第1回 井上安寿子さん 受賞インタビュー

 東京新聞は、日本舞踊界の一層の発展に資するため「日本舞踊新鋭賞」を制定します。
 対象は日本舞踊の伝統を正しく継承し、次代を担うと期待される新進の若手舞踊家です。東京新聞が指定する舞踊関係者から候補者の推薦を受け、東京新聞が指名する選考委員と東京新聞関係者による選考会で決定します。
 今春、第一回の受賞者を決定、紙面で発表し、六月に行われる舞踊芸術賞表彰式の席上で表彰します。賞状・賞牌のほかに副賞として十万円を贈呈します。