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=東京新聞の記事= 第2日 8月27日

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■ 総 合 ■

埼玉・三郷クラブ初V

小林愛実選手 完投と本塁打

関東学童野球大会で初優勝し、小林愛実選手を胴上げする三郷クラブナイン=27日、甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で

 学童野球の関東一を決める「東京新聞カップ・第二十九回関東学童軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞・東京中日スポーツ主催)は二十七日、甲府市内の球場で準決勝と決勝の3試合が行われ、女子投手として初のノーヒットノーランを達成した小林愛実(まなみ)選手(六年)を擁する初出場の埼玉県代表・三郷クラブが初優勝した。

 この日の小林選手は、準決勝の茨城県代表・龍ケ崎ジャイアンツ戦では完投した上、ソロホームランを放つなど投打にわたって大活躍。決勝では登板こそなかったが、一塁手としてチームの優勝に貢献した。

 決勝後、胴上げをされた小林選手は「優勝してうれしいです」と日焼けした顔をほころばせた。

 準優勝は宝南スピリット(群馬)。三位は小川那珂クラブ(栃木)と龍ケ崎ジャイアンツだった。

(2006年8月28日・東京新聞)

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■ 埼 玉 ■

チーム一丸で県勢2連覇

三郷クラブ初優勝

優勝し喜ぶ三郷クラブの選手と父母ら=いずれも甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で

 甲府市で開催されていた「東京新聞カップ・第二十九回関東学童軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞・東京中日スポーツ主催)は大会最終日の二十七日、県代表の三郷クラブが準決勝と決勝を戦い、創設七年目で初優勝を飾った。投打で活躍した小林愛選手をチーム一丸でもり立てた。昨年の浦和クラブジュニアに続き、二年連続で県代表が制覇した。 (安藤恭子)

 準決勝は龍ケ崎ジャイアンツ(茨城)と対戦。一回に4番和田選手の三塁打などで3点を先制、二回にも先発の小林愛投手のランニング本塁打で1点を加えたが、守っては、小林投手の連投による疲れもあり、二回までに6失点。しかし三回、2点差を追う三郷は、先頭の小林俊選手の二塁打など3安打を集中し同点に追い付いた。四回には岩立選手の三塁打などで3点を挙げ逆転。小林投手は味方の堅守にも助けられ完投勝利を飾った。

優勝旗を先頭に行進する選手たち

 決勝では宝南スピリット(群馬)と対戦。初回に先制されたその裏、四死球の走者二人を置いて、小林俊選手がセンターオーバーのランニング本塁打。相手エースをKOした。二回にも1点、三回には和田投手、福島選手らが4連続長打を放ち3点を追加。五回にも、長打で出塁した田原選手が遊ゴロの間にホームイン。7点差として大会規定によるコールドで初優勝を決めた。

 先発した和田投手は走者を背負っても粘り強い投球を見せ、二回以降、相手の反撃を許さなかった。小林愛選手は一塁手でフル出場し、二塁打で1打点を上げる活躍を見せた。

 ■『堅守と大量点に感謝』

決勝戦、1回裏に逆転ランニングホームランを放ち生還する小林俊晶選手(右)

 「自分は打たせて取るタイプ。みんなが周りでカバーしてくれたので安心して投げられた」。小林愛実投手はチームメートに対する感謝の言葉を口にした。二日間で3試合に登板した愛実投手を支えたのは、堅守と足を絡めて大量点を奪った“全員野球”だった。

 この日の2試合目となった決勝戦。準決勝を完投した愛実投手の“代役”指令に「やります」と力強く応じたのは、強打の4番和田陸利選手だった。

 「力強い一言でチームに勢いが出た」と小木曽成保監督。「愛実の球は切れがあって打てない。でも準決勝で頑張ったので、次は自分が行くかなと思っていた」と話す和田投手は6安打1失点に抑える好投を演じた。

 連投の疲れが出た愛実投手が8失点を許し、今大会で一番苦しい展開になった準決勝。チーム一丸で愛実投手を懸命に支えた。愛実投手の双子の兄の小林俊晶選手は、二塁打2本を含む4安打と活躍。左翼への強打を好捕するファインプレーでもり立てた。三郷が7つの盗塁など足も絡め、13安打で12点を奪う猛攻で打撃戦を制した。俊晶選手は「(愛実投手が)頑張ったので、何とかしなくちゃと思って。今はまず休ませてやりたい」と妹を気遣った。

 激戦を経験するごとに成長した三郷ナインだが、同じメンバーでの公式戦はこの日が最後。三浦賢悟主将は「僕らのチームは本当に明るい。試合前に騒ぎすぎて疲れてしまうほど楽しいチームで、ベストメンバー。優勝はとてもいい思い出になった」と話した。

(2006年8月28日・東京新聞埼玉版)

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■ 茨 城 ■

龍ケ崎 決勝進出ならず

三郷打線に力負け

試合には敗れたものの円陣を組み三郷クラブにエールを送る龍ケ崎ジャイアンツの選手たち=甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で
3位表彰を受ける龍ケ崎ジャイアンツの川井田晃朗主将(手前左から3人目)ら

 東京新聞カップ・第二十九回関東学童軟式野球大会(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞、東京中日スポーツ主催)は二十七日、甲府市の小瀬スポーツ公園野球場などで準決勝と決勝の計3試合が行われた。県代表の龍ケ崎ジャイアンツは、準決勝で埼玉県代表の三郷クラブと対戦。8−12で惜しくも敗退した。 (沢田佳孝)

 序盤は互角の勝負だったが、龍ケ崎の投手陣が長打力に勝る三郷打線に打ち込まれ、力負けした。

 龍ケ崎は初回、三郷・小林愛実投手の立ち上がりを攻略。一死二、三塁から主砲・宮本優選手が右前へ2点適時打を放つなど、序盤で6点を挙げた。主戦・粕谷壮史投手は毎回のように三郷打線につかまり、四回を9失点。打線も復調した相手投手に苦しみ三回以降、2点に封じられた。

 ■1戦ごとにたくましく 選手らに大きな拍手

2回裏、龍ケ崎ジャイアンツ1死二塁、右線にランニングホームランを放つ宮本選手

 1、2回戦を特別延長戦で制し、意気揚々と準決勝に臨んだ龍ケ崎ナイン。優勝した三郷にあと一歩及ばなかったが、一戦ごとにたくましくなる選手たちに試合後、スタンドからは大きな拍手がわいた。

 主砲として3安打、3打点と活躍した宮本優選手は「調子は良かったが打ち負けてしまった。まだ、このレベルで通用しない。もっともっと練習して優勝したい」と雪辱を誓った。

 「こんな打線のいいチームと対戦したのは初めて。甘い球は見逃してくれなかった…」と、9失点した主戦・粕谷壮史選手は自分のふがいなさを責めた。

 身長一五〇センチと上背はさほどないものの、躍動感あるフォームが魅力のサウスポー。三郷戦ではボールが走らず、四回途中降板した。「最後までマウンドにいたかった」と唇をかんだ。

 試合後、涙に暮れる選手たちを温かく迎えた菊地光夫監督。「ここまで粘った試合ができるとは。選手たちの頑張りに頭が下がりました」と、健闘をたたえた。そして、「茨城で、こんなに打線の強いチームはない。いい経験をさせてもらいました」と胸を張った。

 ■監督・主将の談話

 龍ケ崎ジャイアンツ・菊地光夫監督 選手たちはよく頑張りましたが、相手打線が予想以上に強力でした。この経験は子どもたちの将来に生きてくるはずです。

 同・川井田晃朗主将 大きな大会に出て、上には上がいることを学びました。勝つためには力不足でした。全力を出し切れたので満足です。

(2006年8月28日・東京新聞茨城版)

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■ 栃 木 ■

小川那珂準決勝で涙

好機生かせず宝南に敗れる

準決勝で宝南スピリットに敗れ、引き揚げる小川那珂クラブナイン=甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で

 東京新聞カップ・第二十九回関東学童軟式野球大会(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞・東京中日スポーツ主催)二日目の二十七日、甲府市の小瀬スポーツ公園野球場などで、準決勝2試合と決勝が行われた。小川那珂クラブ(那珂川町)は、宝南スピリット(群馬)と対戦。小川那珂は宝南より安打数では上回ったものの適時打が出ず、4−5で惜敗。昨年と同じくベスト4にとどまった。 (佐藤あい子)

 小川那珂は初回、石井選手の二塁打を足掛かりに1点を先制。二回も佐藤大選手の三塁打など加点するなど前半は試合を優位に進めた。

 しかし、宝南は五回、3安打と守備の乱れに乗じて一挙に4点を挙げ逆転に成功。小川那珂は六回、藤田選手の三塁打などで1点、七回にも内野安打で1点と追い上げを見せたが及ばなかった。

 宝南は投手を中心とした堅い守備や、足を絡めた機動力野球が光った。

 ■監督・主将談話

 大橋忠興監督 選手は全力を出し切ったが、勝てない試合ではなかった。決勝に行けず悔いが残る。

 佐藤真也主将 最後まで勝つ気でいたので悔しいが、準決勝で大差で負けた昨年より成長でき、最高の夏だった。

(2006年8月28日・東京新聞栃木版)

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■ 群 馬 ■

宝南『悔いなし』準優勝

総力戦 全力尽くした

決勝で三郷クラブに敗れ、グラウンドの土を持ち帰る宝南スピリットナインら=いずれも甲府市の小瀬スポーツ公園野球場で

 宝南、優勝にあと一歩届かず−。「東京新聞カップ・第二十九回関東学童軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞・東京中日スポーツ主催)は二十七日、準決勝と決勝の三試合が甲府市の小瀬球場などで行われた。群馬代表の宝南スピリット(太田市)は小川那珂クラブ(栃木県)との準決勝を5−4で勝ち上がったが、決勝で三郷クラブ(埼玉県)に敗れ、準優勝となった。本大会チーム初出場での見事な快挙。三塁側スタンドを埋めた応援団からは「よくやった」「地元の英雄」と拍手が送られた。 (石井友恵)

 ▽決勝

 宝南は初回、先頭の岩崎投手が右越え打で出塁し、坂庭選手の適時打で1点を先制。3点を追う三回には四球と岩崎投手の左前打、坂庭選手の中前打で一死満塁の好機をつくったものの、あと一打が出なかった。四、五回も三郷の好守に阻まれるなど本塁が遠かった。

 岩崎投手は、初戦、準々決勝、準決勝の三試合を投げ抜き、力尽きた。救援の栗原崇選手、小沢選手も三郷の強力打線を抑えられなかった。

 ▽準決勝

 宝南は序盤に2点を奪われる苦しい展開となったが、四回に小沢選手の中前打を足場に、犠打を絡めて1点をもぎ取り、1点差に追い上げた。続く五回には、岩崎投手の中前打を皮切りに、打者一巡の猛攻。栗原秀選手、栗原崇選手の適時打などで一挙4点を挙げ、逆転、試合の流れを引き寄せた。小川那珂も六、七回に1点を加点し、1点差まで追い上げたが、岩崎投手が後続を断ち、宝南が決勝進出を決めた。

準優勝に輝いた宝南スピリットナイン

 ■監督・主将談話

 山田真之監督 試合のたびにチームは成長できた。総力戦で戦ったが、打線をつなげなかった。

 坂庭直樹主将 気持ちでは負けていなかった。全力を尽くせたので悔いはない。後輩たちには、もっと強くなってほしい。

(2006年8月28日・東京新聞群馬版)

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