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=東京新聞の記事=

第3日 8月31日


総合||群馬| |千葉

■ 総 合 ■

群馬代表が19年ぶりV 千葉代表破る

優勝を決め、喜ぶ関根ファイターズナイン=31日、宇都宮清原球場で

 「東京新聞カップ・第三十一回関東学童軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞・東京中日スポーツ主催)は三十一日、宇都宮市の宇都宮清原球場で、雨のため延期となっていた決勝が行われた。

 関東一の座をかけた決勝は、群馬県代表・関根ファイターズと千葉県代表・琴田スポーツ少年団が対戦。関根が機動力野球で揺さぶり、相手守備の乱れに乗じて小刻みに得点。琴田も中盤、チームの要・飯島投手の3ランで追い上げたが、あと1本が出ず涙をのんだ。群馬県代表の優勝は十九年ぶり四度目。

 閉会式で中山勝二・栃木県軟式野球連盟副会長が「皆さんの激しいプレーに感動しました」と選手らを激励。両チームに東京新聞などからカップやトロフィーなどが贈られた。

(2008年9月1日・東京新聞)

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■ 群 馬 ■

息をのむ接戦制す 関根ファイターズ初V

表彰式で賞状や優勝旗などを手にグラウンドを行進する優勝した関根ファイターズナイン=宇都宮清原球場で

 宇都宮市で三十一日に行われた「東京新聞カップ・第31回関東学童軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞・東京中日スポーツ主催)の決勝で、大会初出場の県代表関根ファイターズ(前橋市)が、千葉県代表の琴田スポーツ少年団を5−4で破り、初優勝を飾った。激戦を勝ち抜いたナインらは優勝の瞬間、互いに抱き合い、喜びを分かち合った。 (神野光伸)

 決勝は、関根ファイターズが序盤から好機を確実に生かし、小刻みに得点。試合の主導権を握った。守備でも要所で好捕が光り、琴田スポーツ少年団との息をのむ接戦を制した。

 関根は二回二死三塁、琴田の主戦・飯島投手の暴投で、1点を先制。三回二死からも、三塁走者の高橋選手が、敵失に乗じて生還に成功した。

 1点を返された五回には、先頭打者の高橋選手が、いきなり中越え本塁打。後続の打線も意地を見せ、この回一挙2点をもぎ取った。

 いったん試合の流れを引き寄せたかに見えたが、その裏一死二、三塁から琴田の飯島選手の左越え本塁打で計3点を奪われ、苦しい展開に。ナインに緊迫したムードが漂ったが堅守で振り切り、反撃を寄せ付けなかった。

■両チーム監督主将コメント

<関根ファイターズ・木原守監督> 乱打戦は予想していたが、一人一人が自分の役割を果たしてくれた。

<同・羽鳥裕主将> 基本ができれば勝てると思った。悔いの残らない試合ができ、最高でした。

<琴田スポーツ少年団・飯島和俊監督> チームの弱い部分が出た。優勝は逃したが、選手はよくやった。

<同・飯島将輝主将> 決勝戦では自分たちの力を出し切れず悔しい。次の大会に向けてまた頑張りたい。

■130球の力投と3安打『最高の気持ちです』
 高橋利久也投手(6年)

 優勝を決めた瞬間、いつもは“ポーカーフェース”のエースも、うれしさのあまり、顔をくしゃくしゃにさせた。

 「今までの試合で最高の気持ちです」。関根ファイターズの高橋利久也投手(六年)は、首からさげた金メダルをいとおしそうに見つめた。

 決勝は、序盤からリード。ところが五回、インコース高めの球を狙われ、痛恨の本塁打を浴びた。1点差に詰め寄られ「やばいな」と感じたが、守備を信じ、計130球を力投した。エースはこの日、打撃でも大活躍だった。四球で出塁したのを除けば、本塁打を含む3安打とチームの優勝に大きく貢献した。

 三年生で投球が認められ、これまでチームを支え続けた。「今日は、もう百点満点をつけてもいいですよ」と木原守監督に絶賛された。高橋投手にとって小学生最後の公式試合。エースの役目はしっかり果たせたようだ。

(2008年9月1日・東京新聞群馬版)

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■ 千 葉 ■

追撃届かず準優勝
琴田スポーツ少年団、群馬代表に4―5の惜敗

準優勝メダルを胸に応援席にあいさつする琴田スポーツ少年団ナイン=宇都宮市で

 宇都宮市の宇都宮清原球場で三十一日に行われた「東京新聞カップ・第31回関東学童軟式野球大会」(関東軟式野球連盟連合会、東京新聞・東京中日スポーツ主催)の決勝。本県代表の琴田スポーツ少年団(旭市)は、堅い守りと機動力野球で勝ち上がってきた関根ファイターズ(群馬)と対戦。琴田は中盤に追い上げを見せるがあと一本が出ず、関根に4−5で惜敗。ほぼ互角に戦い準優勝となった琴田ナインにはスタンドから大きな拍手が送られた。

 琴田は守備の乱れによる失点が最後まで響いた。二回、飯島投手の暴投で先制点を与える。以降、外野手が打球の目測を誤って本塁打にするなど内外野のミスで失点を重ね、五回表終了時点で1−5と厳しい試合展開。しかし五回裏、一死二、三塁で3番飯島投手が左越えに3点ランニング本塁打を放ち1点差に迫る。最終回も一死一、二塁のチャンスをつくるが、関根の高橋投手にかわされ、得点できなかった。打線は相手を1本上回る8安打を放つも、好機で好守備に阻まれるなど相手に与えた勢いを止めることができず敗れた。

 (那須政治)

■監督・主将談話

<琴田スポーツ少年団・飯島和俊監督> チームの弱い部分が出た。優勝は逃したが、選手はよくやった。

<同・飯島将輝主将> 決勝戦では自分たちの力を出し切れず悔しい。次の大会に向けてまた頑張りたい。

<関根ファイターズ・木原守監督> 乱打戦は予想していたが、一人一人が自分の役割を果たしてくれた。

<同・羽鳥裕主将> 基本ができれば勝てると思った。悔いの残らない試合ができ、最高でした。

■来年の雪辱誓う
 江ケ崎瑠唯君(5年)

 スタメン中で唯一の五年生の江ケ崎瑠唯(るい)君。7番レフトが「指定席」だが、1回戦は適時打で1点、準々決勝は適時打で2点と好機での勝負強さが売り。決勝でもきっちり1安打を放ったが、チームの勝利には結びつかず表彰式では曇った表情を見せていた。

 飯島監督は江ケ崎君を次期主将候補と考えているようで、「(現在の)飯島主将のように攻守でチームを引っ張る」と本人はやる気満々だ。

 自身の理想の姿に重ねているのか、好きな選手は巨人・阿部捕手。守備、攻撃両面で活躍する姿が好きだという。「来年は、先輩たちができなかった関東大会優勝を目指す」と頼もしく宣言してくれた。 

 (那須政治)

■監督の同級生が「大根踊り」披露

大根踊りでスタンドを盛り上げる応援団

 関東一を決める一戦ということで、選手の家族やOBの中学生もスタンドに駆けつけ、大声を張り上げて応援していた。

 その中でひときわ目立っていたのが、背中に「應援団」と書かれた黒いTシャツの一団だ。飯島監督と野球をやっていた中学の同級生で、みんなを盛り上げたいと「大根踊り」を披露した。

 応援及ばず琴田は敗れたが、団長の椎名宏治さん(40)は「いいものを見せてもらった。関東大会出場は大きな財産。これを糧にずっと野球を続けてほしい」とまもなく引退となる六年生にエールを送っていた。

(2008年9月1日・東京新聞千葉版)

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