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【茨城県大会】

太田ベアーズ初の全国 【みんなのスポーツスペシャル】

2009年6月30日

優勝を決めて駆け寄る太田ベアーズナイン

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 高円宮賜杯・第29回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント茨城県大会(東京新聞後援)の準決勝と決勝、3位決定戦が28日、水戸市総合運動公園軟式野球場で行われた。

 決勝では太田ベアーズ(常陸太田)が水戸中央スターズ(水戸)を完封で下し大会初V。優勝候補の茎崎ファイターズ(土浦)、波崎ジュニアーズ(鹿行)はともに準決勝で敗れ、3位決定戦では波崎が勝利した。太田は8月15日に東京・神宮球場で開幕する全国大会へ、準Vの水戸中央と4位の茎崎は同8日から水戸市民球場などで行われる東京新聞カップ・第32回関東学童軟式野球大会に出場する。

◆堂々の連続完封!

優勝した太田ベアーズの選手たち

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 準決勝と決勝を、ともに完封勝ち。堂々の内容でベアーズが初の全国切符を手にした。

 「今年は小さな選手ばかりで。無欲で臨んだ大会でしたが、選手が自分たちで試合をしてくれました」。こぼれんばかりの笑顔で、小山田昌弘監督が大会を振り返った。

 3回裏、死球と敵失で2点を奪うと、水戸中央打線に走者を許しながらも、きっちりと守りきった。圧巻は最終7回裏、1死満塁のピンチ。内野前進守備の場面で、鈴木敦也投手から二塁ベース付近まで前進していた三井大輝中堅手にけん制球を送り、見事なピックオフプレーでアウトをふたつとり、一気にゲームセットとした。三井君がボールを後ろにそらせば、走者全員がかえってサヨナラ負けまで考えられる場面。それでも、ためらいはなかった。「いつも練習していることですから」。鈴木投手も「失敗したことなかったので」と涼しい顔だ。

 「平日にも集まって、みんなでやった練習の成果だと思います」と大野順哉主将。全試合完投の鈴木投手もバックに全幅の信頼を寄せる。「全国でも、いつもどおりに投げたいです」。大野主将も「一戦一戦、しっかりと戦います」。気負いなく立ち向かう未知の大舞台でも、好プレーが期待できそうだ。

◆関東大会で雪辱だ 水戸中央

準優勝の水戸中央は東京新聞カップへの出場を決めた

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 県大会も初出場というフレッシュなチームが、全国常連の波崎を破り、見事に銀メダルを獲得した。代田真生監督は「選手よりも、監督の方が緊張しちゃってましたね。全員、よく頑張った」と、殊勲の選手たちをたたえた。

 準決勝・波崎戦は序盤に5点を先取されながら、3、4回に逆転。再度の逆転を許したものの、最終回に再び逆転し、決勝進出を決めた。「選手たちが全然あきらめていませんでした。これまで、リードされて最終回を迎える試合展開は、経験もなかったんですが…」。準決勝最終回に同点本塁打を放った高瀬将太郎捕手、小島莞太投手の大型3・4番コンビをはじめ、打線は迫力も抜群。「打撃練習は少なくて、守備練習ばかりなんですけどね」と代田監督が話す。「それでも、全員が家でしっかりとバットを振ってくれるようです」

 チームの精神的支柱・小林大地主将は「優勝できなかったことは悔しいけど、全員でここまで戦えてよかった。ここまで上位打線がよかったけど、今日は下位も働きました」と、しっかりとした口調で話した。「関東大会では、今日の負けを生かして、負けないように戦います」。元気いっぱいのナインが、ホームの水戸で関東の強豪を迎え撃つ。

◆4連覇の夢ならず 茎崎

 優勝候補の茎崎、波崎はともに、ショックを引きずったまま3位決定戦に臨むことになった。結果は波崎3位、茎崎4位。茎崎・吉田祐司監督は「最後までテンションが上がらない試合になってしまいました」と力なく話した。

 茎崎は昨年、全国大会で銅メダル。先輩の偉業を超える活躍を目指し、昨秋の関東新人戦も完勝で優勝した今年の茎崎だったが、その夢はこの県大会でついえた。「大会4連覇のプレッシャーもあったんでしょう。こんな大会では、どんな展開も起こりうると思っていましたが…」と準決勝敗退を悔やむ吉田監督。ナインもうつむいたままだった。

 気を取り直して関東大会へ。新人戦で見せた圧倒的な強さを、真夏の水戸で再び見せることができるか。

 ▽決勝

水戸中央スターズ

0000000|0

002000x|2

太田ベアーズ

【水】小島−高瀬【太】鈴木−大野

 ▽3位決定戦

波崎ジュニアーズ5−2茎崎ファイターズ

 ▽準決勝

水戸中央S10−8波崎ジュニア

太田ベアーズ2−0茎崎ファイタ

(東京中日スポーツ・みんなのスポーツスペシャル)

 

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