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【全日本大会】

雄星も大嶺も 全日本学童で成長

2010年8月14日

◆プロ野球選手からも熱烈応援

 プロ野球選手も、夢を追う学童選手たちを熱烈応援する。昨春の甲子園で準優勝し、西武にドラフト1位で入団した雄星投手(19)は、第23回大会に見前タイガース(岩手)の投手として出場。学童野球の思い出を語り少年たちにエールを送った。第20回大会に出場したロッテの大嶺祐太投手(22)からも、学童選手への応援メッセージが届いた。

「この夏、一生の宝物になる思い出を」。学童選手にメッセージを送る西武の雄星

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◇雄星 第23回大会出場 最高の仲間と一生の思い出

 第30回を迎えた学童野球に出場する皆さん、おめでとうございます。ぼくもこの大会に、岩手の見前タイガースというチームの選手として、出たことがあります。いまのように神宮球場ではなく、水戸市民球場で行われていたころです。

 小学生のぼくは、球は速かったけど、コントロールが悪くて、エースではありませんでした。初戦で負けたんですが、試合の内容は、正直にいうと、あまり覚えていないんです。負けるときは、勝つイメージができていなくて、ぼんやりして終わることが多いんですが、そのときもそんな感じだったのかな。

 でも、負けた日の夜、みんなで大騒ぎしたり、帰りに水族館に行ったことはよく覚えています。このときのチームメートとは、中学、高校も一緒で、みんなも見たかもしれないけど、甲子園で準優勝もしました。ほんとうに、いい仲間に恵まれたと思います。みんなも、この夏、この大会で、チームメートと一生の宝物になる思い出をつくってください。

 ぼくの目標は、みんなを勇気づけられる選手になること。野球ではありませんが、米国のバスケットボールにマイケル・ジョーダンという選手がいました。治らないといわれていた病気なのに、ジョーダンに握手してもらったら治ったという子が何人もいるそうです。そこまでいかなくても、ぼくのピッチングを見て、元気になってくれたり、もっと練習しようと思ってくれたらいいなと思います。

 プロ野球のシーズン中なので、みんなの試合を見に行くことはできませんが、真夏の太陽の下で、めいっぱいプレーするみんなのことを思いながら、ぼくも目標に向かって汗を流します。最高の夏にしてください。

 (埼玉西武ライオンズ投手)

◇大嶺 第20回大会出場 あの負けが向上心に

 この大会は、自分にとって大きな経験をさせてくれました。今の自分があるのもこの大会で1回戦で負け、悔しい思いをしたからです。あの時は負けたことが悔しくてつらかったのですが、その気持ちがあったからこそ、その後、向上心を持って日々を取り組むことができました。

 結果的に、あの負けが自分にとってプラスになり上を目指そうという気持ちを強くさせてくれたのです。出場する選手は勝ち負けも大事ですが、大会、そして野球を楽しんでもらいたいと思います。親や監督、周囲への感謝の気持ちも忘れずに野球に取り組んでください。この大会が一生忘れることができないような、いい思い出になることを願っています。

 (千葉ロッテマリーンズ投手)

◆ことしもサプライズ! WBC戦士も応援映像で登場

 神宮球場で14日午後4時から行われる開会式には、ことしもサプライズのプロ野球OBゲストが登場。本社ヘリコプターから落とされたボールにより始球式を行う。また、スコアボードの大型ビジョンには、現役プロ選手5人による応援メッセージ映像が流される。その中にはWBCでも活躍した、あこがれの選手も登場する。

★決勝アラカルト

 ◆初代王者 第1回大会覇者は、青森の大鰐クラブ。東北勢は第6回大会でも秋田の牛島スポーツ少年団が優勝した。

 ◆最多得点 決勝で史上最多の25点を奪ったのは、第23回大会の長曽根ストロングス。25−10で水戸市野球スポーツ少年団を破り、連覇を達成した。長曽根は優勝3回、準優勝1回。過去7度の出場すべてがベスト8以上で、今大会では4度目の優勝を目指す。

 ◆茨城初優勝 第10回大会から19年間は、水戸市民球場で決勝が行われた。第4回大会でつくられた開催地枠で、茨城からは2チームずつが出場し、第17回大会で、球愛クラブが地元優勝を飾った。地元勢の優勝は、このほか、大阪で行われた第2回の枚方香里フェニックスがある。

 ◆東京、神奈川は決勝進出なし 意外なことに東京、神奈川の代表チームは過去、一度も決勝に進出したことがない。初のVチームはどこになるか。

 

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