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【全日本大会】

松井からメジャー指令 野球好きになって楽しんで

2010年8月14日

 ことしも学童の夏がやってきた。高円宮賜杯第30回記念全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(全日本軟式野球連盟、東京新聞など主催、東京中日スポーツ後援)が14日、東京・神宮球場で開幕する。全国1万5000チームが参加し行われた都道府県予選を勝ち抜いた51チームが出場する大会はまさに“小学生の甲子園”。開幕を前に、エンゼルス松井秀喜選手らが応援メッセージを寄せてくれた。

◆小学生時代 「4番捕手」夢中で

 ずいぶん昔のことになるけど、軟式野球をしていたころのことでよく覚えているのは、中学生のときに、ナゴヤ球場で試合をしたことかな。たしか、イチローさんも出場していた。小学生のときは、石川県の根上少年野球クラブで4番で捕手をしていたけど、何かを意識してプレーしていたというわけではなかったと思う。投手の球種は、ストレートと、スローボールだけだから、サインを出すこともなかったし、とにかくボールを捕るだけ。夢中になって追いかけていた。

 僕らの時代と、今は違うだろうけど、小学生のみんなには、野球を楽しんでやってもらいたい。もちろん、勝ち負けはあるけど、野球を好きになって、楽しむことからいろいろなことが始まるよね。好きだったら、もっとうまくなろうと思うからね。この大会に出るみんなは、野球がきっと好きなんだろうけど、もっと好きになって上手になってほしい。暑さに負けずに頑張ってください。

 (エンゼルス外野手)

◆“小学生の甲子園” 始まりは1981年

 1981年夏、東京・駒沢で産声を上げたこの大会も、ことしが第30回記念大会。16チームが参加した第1回大会の優勝は青森の大鰐クラブ。第2回以降は大阪、静岡、滋賀、岐阜、京都…と開催地が変わったが、第10回からは、学生野球の父・飛田穂洲の「一球入魂」の碑がある水戸市民球場が決勝舞台となり、全国の学童選手たちの大きな目標となった。

 第8回からは、47都道府県からの代表が参加、“小学生の甲子園”にふさわしい規模になった。昨年の決勝は、大学野球のメッカ・神宮球場で行われ、ハッスルプレーが繰り広げられた。石川県の西南部サンボーイズが18年ぶりに、北陸に優勝をもたらした。

 学童の軟式野球チームは、全国に約1万5000。中学から硬式球を握る選手も小学生のときは軟式が多く、エンゼルスの松井秀喜外野手も、そうだった。いつの時代も大きな夢をもって、白球を追いかける少年の心は変わらない。この記念大会で、力いっぱいプレーする選手の中からも、将来のスター選手が羽ばたいていく。

 51チームが高円宮賜杯を目指して戦う熱戦は、神宮球場を中心に15日からスタート。決勝は、大田スタジアムで行われる。高校野球の頂点を目指す夏の甲子園に負けない小学生たちの熱気が、東京の夏をさらに熱くする。

 

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