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【全日本大会】

ギラギラ太陽 メラメラ関東勢 キラキラ真夏の一番星になれ!

2010年8月14日

東京一を勝ち取ったレッドサンズ。全国大会も大暴れだ!

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◆レッドサンズ(東京第1) コーチ28人 多彩トレで体力強化

 東京第1代表・レッドサンズの練習は、本格的なストレッチで幕を開ける。ゆっくりと身体をほぐす選手たちは、その時間を楽しむように、笑顔で取り組んでいる。

 「いまでは選手たちが自主的にやってます。正しくやると、気持ちがいいですからね」。チームを率いる古川雅晴監督が選手たちを見守る。

 選手数約70人に対して、コーチが28人という大所帯。コーチ陣の経歴はさまざまだ。古川監督はかつて慶応大→東京海上とアメリカンフットボールで活躍、パワーリフティングでも実業団日本一を獲得した経験を持つ。

 「自分の選手経験も、レッドの指導に生きてますよ」。ストレッチのほかにも、瞬発力を鍛えるアジリティー・トレーニング、個々の綿密なスカウティングにより組まれた、選手ごとの練習プログラム…。新たな取り組みは選手たちの基礎体力向上、故障回避に大きな効果をもたらした。

 ことしのナインは、低学年時代から多くのタイトルを獲得してきた、レッドの最強世代。「今回の“東京一”は先輩の積み重ねてきた経験や、熱心な親たちの力も大きい」と古川監督。もちろん、熱意と連係でチームを育ててきたコーチ陣の努力の結実でもある。

 多くの接戦を勝ち上がりながら、都大会後も成長を続ける。「東京で行われる全国大会で、うちにはホームで戦える強みがあります。いつもと同じように、お母さんの作った弁当を持って、家から球場に行ける。普段どおりの試合で、力を出したいですね」。神宮球場でストレッチをする、笑顔のレッドサンズナインを見かけたら、それは大躍進の予兆かもしれない。

夏見台アタックスは千葉県大会で初優勝し、ついに目標の舞台へ駒を進めた

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◆夏見台アタックス(千葉) 夢叶った中井監督男泣き

 悲願の県大会初V−。歓喜に沸く選手と応援団を見ながら、夏見台アタックスを率いる中井勝行監督は涙をぬぐった。

 「全国大会出場は3年間、選手たちと掲げてきた目標。本当にうれしかった」

 中井監督が初めて“全国”を意識したのは5年前のことだ。「当時、大阪の磐手少年野球というチームで低学年の監督をしていたんです。地区の大会で、6年生チームが全国王者の長曽根ストロングスさんと戦い、ボロ負けするのを見て、“これが全国のレベルか”って。ボールやスイングのスピード、投手の配球…。すべてが違った。衝撃でした」。ほどなく転勤で大阪から千葉に移ると、息子とともに“全国を目指せるチーム”を探し、夏見台に入団。「チームワークが良く、コーチの人たちも熱心でした」と当時を振り返る。

 2年前、全日本学童を見るために、バスを借り、4年生の夏見台ナインとともに水戸を訪れた。百聞は一見にしかず−。昨年も神宮球場を訪れ、いつしか“夢”は具体的な目標になっていた。「選手たちがしっかりとノートをつけるようになり、あいさつもできるようになりました」

 練習では特に、走塁に磨きをかけた。「走塁を鍛えることは、守備力のアップにもつながります。相手の動きを理解、予測できるようになりますから」。接戦を重ねながら、粘り強さも身に付いてきた。

 昨年は観客として訪れた夢の舞台に、ことしは主役として立つ。「初戦を勝ちたいですね。勢いに乗るチームなので、まずはそこだと思っています」。機動力野球で神宮を席巻したい。

双葉ニュースターズは全日本学童に続き、関東学童でも神奈川大会で優勝し県大会2冠(関東学童神奈川大会から)

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◆双葉ニュースターズ(神奈川) 激戦区で2冠

 神奈川代表・双葉ニュースターズは全日本学童神奈川大会に続き、7月に行われた夏の県学童大会(関東大会予選)でも優勝。日程が重なる関東大会は出場を辞退したものの、激戦区・神奈川で2冠のタイトルを手に、全国大会に臨む。

 吉田龍生主将が話す。「全日本出場を決めて、一度は気が緩みました。相模原の夏季大会では3回戦負けだったんです」。そこから再び、スイッチが入った。「チームのみんなで話し合いました。(夏の県大会では)もう一度、しっかりと声を掛け合って戦うことができた」。大舞台を前に、チームは最高潮。目指すはもちろん、輝く賜杯だ。

 

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