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【全日本大会】

<総合>レッドサンズ 夏見台アタックス 初戦突破

2010年8月16日

2回裏レッドサンズ1死二、三塁、捕逸で一気に生還する二走の荒井君

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 高円宮賜杯・第30回記念全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(全日本軟式野球連盟、東京新聞など主催、東京中日スポーツ後援)は15日、神宮球場などで試合が始まった。最多の3度優勝を誇る長曽根ストロングス(大阪)が大勝で1回戦を突破。関東勢は、レッドサンズ(東京第1)が快勝した。夏見台アタックス(千葉)も接戦を制したが、南大谷ドリームス(東京第2)は、17度目出場の強豪・常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)に敗れた。上町ファイターズ(埼玉)、波崎ブルージャイアンツ(茨城)、双葉ニュースターズ(神奈川)も初戦で姿を消した。16日は神宮などで2回戦16試合が行われる。

◆レッドサンズ 荒井君足魅せた トドメ打近松君

 初出場で初戦を突破したレッドサンズの荒井優斗君が、チームでトップクラスの足を見せた。2回、捕逸の間に二塁から一気にホームイン。「その前に守備でエラーをしていたのでどうしても塁に出てホームにかえりたかった。これで帳消しにできたと思う」とホッとした表情だった。

5回裏レッドサンズ無死満塁、中越えに走者一掃の3点適時三塁打を放つ近松君=神宮で

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 レッドは4回に同点とされたが、その裏、相手のミスに乗じて勝ち越し、5回には無死満塁で近松虎宇太君が走者一掃の三塁打を放つなどして4点を挙げ、末崎野球スポーツ少年団(岩手)を突き放した。投げては、宮嶋嶺君−石塚大日君のリレーで2失点。最後まで気を抜くなと言い続けた古川雅晴監督は「東京代表として負けられないと思っていた。相手はいい投手だったけど、疲れが見え始めた時に(近松が)よく打ってくれた。うちの野球ができました」と笑顔。軽快な守備を見せ、チームを盛り上げた中堅・飯塚宙主将は「今日は好守備も見せられたし、楽しくプレーができました」と明るい表情だった。

◆上町ファイターズ 亡き監督と副団長に勝利の報告できず

 上町ファイターズは昨年7月、35年間チームを率いた前監督の木田正明さんが他界。追うように、ことし1月、副団長の伊豫田芳勝さんがこの世を去った。2人の遺影がベンチで見守るなか初戦突破を狙ったが、五十市タイガース(宮崎)の左腕、森山弦暉主将の緩急をつけた投球に1点を取るのが、やっとだった。

 チームの一期生で、故木田前監督の指導も受けた横瀬秀行監督は「子どもたちは緊張して地に足がついていなかった。まだ、お前には勝つのは早いと(前監督に)言われた感じです。これで目標もできました」としみじみ語った。1番サードの荻原渉君も「今日は守備でミスをするなど、うまくできなかった」と肩を落とし「また全国にきてほしい」と5年の弟の稔君に夢を託した。

 ノーヒットに終わった稔君は「また全国にきて今度は1勝したいです」と涙をこらえた。山中琢朗主将は「初回にもっと点を取っていれば試合展開も変わっていた。今日は気持ちよくプレーができた」と話した。

(東京中日スポーツ)

 

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