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【全日本大会】

<総合>頂点へ!!4強そろう

2010年8月19日

力投する常磐軟式野球スポーツ少年団の石井投手

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 頂点が見えてきた−。高円宮賜杯・第30回記念全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(全日本軟式野球連盟、東京新聞など主催、東京中日スポーツ後援)は18日、神宮球場で準々決勝4試合を行い、4強が出そろった。五十市タイガース(宮崎)、宮ノ陣フラワーズ(福岡)は初の4強入り。常磐軟式野球スポーツ少年団(福島)は4年ぶり、白老町緑丘ファイターズ(北海道南)が8年ぶりに準決勝に進んだ。準決勝と決勝は19日に東京・大田スタジアムで行われる。

◆『堅守の常磐』面目躍如 エース石井君 完封

 過去16度の出場で、準優勝2度、3位1度の常磐軟式野球スポーツ少年団が悲願の初優勝へ、また一歩近づいた。

 準々決勝は、エース石井彪人君が、菰野野球少年団(三重)を完封、初回に挙げた1点を守り切って「堅守の常磐」の面目躍如のゲーム内容。「ここまで打線が本来の調子にない。相手も粘りのあるチームばかりでヒヤヒヤですが、よく頑張った」と橋本幸三監督は表情を緩めた。

 準決勝、決勝でカギを握るのは、草野隼人君、鈴木海斗君の1、2番コンビ。「ここまで結果が出ていませんが、ふたりに当たりが出れば、うちの攻撃ができる」。この日唯一の得点も、安打で出塁した草野君が足でもぎとった。この日2安打と調子も上向きで「明日も思い切り走りたい」と力を込めた。

 準優勝した第22回、第25回大会は決勝で、3位だった第26回大会は準決勝で、いずれも長曽根ストロングス(大阪)に敗れた。その長曽根がすでに姿を消している今大会、いよいよ初優勝への視界が開けてきた。

◆監督の誕生日飾れず…城南ファイヤーズ 

 初出場の城南ファイヤーズは、加藤茂生監督の52歳の誕生日を白星で飾れなかった。城南は1回、宮ノ陣・大庭の乱調からノーヒットで3点を挙げたが、2回以降は攻め切れず、終盤に逆転を許した。先発した主将の山下裕輝君は「勝って監督へのいいプレゼントにしたかった。でも、やるだけやったので悔いはないです」。加藤監督は「相手の投手は尻上がりに良くなった」と脱帽し「ウチは一戦ごとに強くなった。よくここまできた」と8強入りした選手をほめた。

(東京中日スポーツより)

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◆北海道のノムさん工藤明監督 白老町緑丘ファイターズ(北海道南)

 五小フェニックス(秋田)に3−2で競り勝った白老町緑丘ファイターズ(北海道南)の工藤明監督(73)=写真=は、楽天の野村克也名誉監督(75)と顔、姿がそっくり。

 「北海道の子どもは暑さに弱い」「次は負けるだろう」とボヤきながら、8年ぶりとなるベスト4までたどりついた。

 チーム創設者で人生の半分、38年間を少年野球にささげてきた。「年寄りを東京に連れてきてくれた。感謝、感謝」と言いながら、この試合前、五小の投手が2番手と知ると「お前たち、なめられとるぞ!」と闘志をあおる老かいさは、まさにノムさん並み。02年には準決勝で、優勝した長曽根ストロングスに敗れた工藤監督、「あとは運があるかないかじゃ」。

 

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