東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > イベント情報 > 教養・趣味 一覧 > 新聞切り抜き作品コンクール

ここから本文

【イベント情報】

教養・趣味 第15回 新聞切り抜き作品コンクール 審査結果発表

 

入賞作紹介


 新聞に親しみつつ読解力や社会への関心を高める「第十五回新聞切り抜き作品コンクール」(東京新聞主催、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木の各都県教育委員会と横浜・川崎・さいたま・千葉・相模原の各市教育委員会後援)の最終審査が先月二十一日に行われ、小学生、中学生、高校生の各部門から最優秀賞各一点と、優秀賞、入選、佳作、努力賞の合計五十七作品が選ばれた。

 首都圏一都六県、六十二の小・中・高校から千七百三十七点の作品が寄せられた。参加した児童・生徒数は二千六百五十八人。応募した小学校は二十一(昨年は十七)、中学校は二十五(同二十四)、高校は十六(同十七)だった。

 審査は、本社の編集局、販売局、NIE事務局の七人と、現・元学校教員の神部秀一、神尾啓子、坂口泰通、関口修司、武藤和彦、横山健次郎の六人が行った。 =敬称略

   ◇ ◇

 表彰式は十八日、最優秀と優秀、入選、いきいき学習賞の各受賞者を招き、東京都港区港南の品川フロントビルで行います。


<講評>東京新聞NIEコーディネーター 神部秀一さん

  いずれも甲乙つけがたい素晴らしい作品群でした。テーマは「スポーツ・将棋界の若者の活躍」「世界陸上」「内外の政治問題」「北朝鮮のミサイル」など、二〇一七年の大きなニュースから、「人工知能」「会員制交流サイト(SNS)」「IoT(モノのインターネット)」などの最新の技術情報まで幅広く、圧倒されました。

 小学生の最優秀作品は、市川市立富美浜小六年、橋口真愛さんの「そのサービスは本当に必要ですか?」。自分で「問い」を立て、「答えを新聞から発見したい」と記事を探し、結論を導いています。最初から最後のまとめまで一貫性があり、高く評価されました。レイアウトもさすがです。

 中学生の最優秀作品は、東京学芸大付属国際中等教育学校三年、吉村綾乃さんの「国家権力とのつきあいかた」でした。日本だけでなく、ロシアや中国など政府と国民が対峙(たいじ)する諸外国の記事を取り上げ、教育への介入やネット情報規制などについて考察。難しい問題に挑戦して深く考えており、レベルの高い作品です。

 高校生は埼玉県立熊谷西高校一年、飯塚早也果さんの「恐るべき自然の脅威!!」が最優秀賞に。九州北部豪雨や台風の記事を切り抜き、見出し、記事、写真、コメントの組み合わせが見事でした。「新聞で新聞を作る」という本コンクールの趣旨にふさわしい、完成度の高い作品でした。