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【イベント情報】

教養・趣味 第9回 新聞切り抜き作品コンクール 審査結果発表

 

入賞作紹介


 新聞に親しみながら読解力や言語力を高める「第九回新聞切り抜き作品コンクール」(東京新聞主催・東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、横浜、川崎、相模原、千葉、さいたまの各都県市教育委員会後援)の審査結果が一日、まとまった。

 コンクールには首都圏一都六県、八十七の小・中・高校から二千六十九点の応募があった。小学校は三十四(二十九)校、中学校は三十八(三十)校、高校は十五(二十)校(カッコ内は前回実績)。小中学校からの応募が増え、前回に比べ応募校が八校増えた。

 一月十六日に一次審査、二十一日に二次(最終)審査を実施、入賞作品四十九点と学校賞一校を選んだ。最優秀賞は小・中・高校から各一点、優秀賞は各三、七、二点、入選は各四、七、五点、佳作は各二、五、二点、努力賞は各二、五、二点。応募数と受賞者が多い芝浦工大柏中学校は学校賞に選ばれた。

 二次審査には、本社の編集局と販売局の九人と、船木章吾・神奈川県茅ケ崎市立円蔵小学校、大庭恵利子・立教女学院中学校(東京都杉並区)、広島伸道・芝浦工大柏高校(千葉県柏市)の三人の教諭が参加。テーマや見出しの的確さ、レイアウトの工夫、まとめ、感想の鋭さなどを審査した。

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 表彰式は十八日、最優秀と優秀、入選の各受賞者を招いて東京都港区港南の品川フロントビルで行われる。

<講評>関東に裾野広がった

東京新聞NIEコーディネーター 横山 健次郎

 小学校と中学校で新顔が増えた。第一回からこのコンクールを見守り続けているが、コンクール参加校の裾野が関東平野に広がっていくことに興奮を抑えきれない。このコンクールはますます浸透していくと確信している。
 今回の作品には東日本大震災関連が圧倒的に多いが、環太平洋連携協定(TPP)やエネルギー問題を取り上げたところも多かった。子どもたちは模造紙を舞台に自由に羽ばたいていた。彼らは知的好奇心にあふれ、新聞の何たるかが分かっているのだ。
 新聞切り抜き作品は特定のテーマのもと新聞のスクラップとコメントで構成され、何かを訴えることで成立する。新聞以外のメディアを使うと失格。また、意味もなく模造紙が空白なのも致命的である。それと誤字脱字。たとえば今回、素晴らしい作品にもかかわらず、「被」と「剤」の誤字でせっかくの上位入賞を逃した作品があった。
 私は関東各地の小中高校に出向き、新聞切り抜きに関する「出前授業」を行っている。新聞を読む、それをスクラップする、模造紙にレイアウトする。これらの作業は決して楽ではない。しかし、こんなロマンに満ちた勉強も他にない。
 最後に、応募された教師、児童生徒のみなさん、ありがとうございました。またのチャレンジを期待しています。また、真摯(しんし)で的確な審査をしていただいた現場の先生方にもお礼を申し上げます。