中野区が新年度から始める、風力発電設備の設置構想。約百五十キロ以上離れた茨城県常陸太田市に風車を建て、その電力を売って区内の太陽光発電を普及する仕組みで、田中大輔区長は「自然エネルギーを再生産する構図。地球温暖化防止運動の象徴としても意義は大きい」と話した。 (原昌志)
この構想には「区民風車基本プラン」と命名。風力発電は安定した風力を得ることが必須条件。平均風速で秒速六メートルの風が理想的という。プラン作成と並行して詳細な風の調査を、今年の後半から次年度にかけて行う予定だ。区が直営で事業を行う予定だが、田中区長は「区民の出資を募りたい」と述べ、区民を巻き込んだ事業とする考えも示した。
新年度、中野区は「里・まち連携」も重点事業の一つに挙げており、都市と地方の地域間交流を促進する構えだ。