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【震災1年特集】

陸前高田 一面の更地

 本紙は岩手県陸前高田市の市街地を定期的に撮影してきた。厳しい冬が終わり、雪解けして現れたのは一面の更地だった。

 発生から一夜明けた街は水に浸かり、消失した高田松原の左端に奇跡の一本松がひっそり立っていた。一年ぶりに空撮した風景はほとんど変化がなく、復興の遅れを物語る。

 海岸から二キロの高台にある民家の庭先からも撮影してきた。当初はがれきに覆われていた街は三カ月後に地面が見えるように。夏には雑草が生え、風景に色が戻った。

 市街地を歩いても人の気配は少ない。市の復興計画では、浸水地域は防災公園や商業施設とし、一部はかさ上げして住宅地にする。土地の調査を経て、来年から少しずつ着手していく。名物の「うごく七夕まつり」の山車が、新しい町を練り歩く日はいつになるだろうか。

2011年3月12日(畦地巧輝撮影、本社ヘリ「まなづる」から)

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2012年3月3日(星野大輔撮影、本社ヘリ「まなづる」から)

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2011年3月13日(隈崎稔樹撮影)

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2011年9月9日(岩本旭人撮影)

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2012年3月4日(星野大輔撮影)

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