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東日本大震災6年

向き合う朝 各地で追悼

東日本大震災から6年の早朝、津波で失った自宅近くの海岸を訪れた家族。父親は「忘れないために来ている。早く感じるが、まだ6年しかたっていない」と話した=11日午前6時11分、仙台市若林区で(佐藤哲紀撮影)

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 二万人を超える犠牲者を出した東日本大震災は十一日、発生から六年の日を迎えた。被災各地では早朝から人々がそれぞれの場所で大切な人に思いをはせた。東京電力福島第一原発事故の影響もあり、避難者は依然、全都道府県で約十二万三千人に上る。午後には政府主催の追悼式があり、発生時刻の午後二時四十六分を中心に犠牲者へ祈りがささげられた。

 津波で町長ら四十人が犠牲になった岩手県大槌町の旧役場庁舎前では午前八時すぎ、職員ら約四十人が黙とうした。平野公三町長は「職員の死を無駄にしないためにも、町民の生命を守る防災体制をつくっていく」と誓った。

 岩手、宮城、福島の三県では県警などが不明者の手掛かりを求め沿岸部を集中捜索。三十一人が行方不明の福島県浪江町では、馬場有(たもつ)町長が「家族のもとに早く返していただくよう、力をお借りしたい」と訴えた。

 震災の死者は一万五千八百九十三人、行方不明者は二千五百五十三人。避難後の体調悪化などによる震災関連死は三千五百二十三人に上る。三県では今も約三万三千人がプレハブ仮設住宅に暮らす。

 福島県の飯舘村など四町村では三月末〜四月、放射線量が高い帰還困難区域を除き避難指示が解除されるが、帰還がどこまで進むか未知数だ。

 二〇一一年三月十一日、マグニチュード9・0の巨大地震が発生し、最大震度7を観測した。

 

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