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東日本大震災6年

JR常磐線の2区間再開へ 浪江−小高と竜田−富岡

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 政府は十日、東日本大震災の復興推進会議と原子力災害対策本部の合同会合を首相官邸で開き、東京電力福島第一原発事故で福島県浪江町と富岡町の全域に出ている避難指示を四月一日までに一部解除すると正式決定した。これに伴い、JR常磐線の不通区間のうち浪江−小高は四月一日、竜田−富岡は十月ごろに運転を再開するとの見通しも示した。

 安倍晋三首相は会合で「古里に戻りたいと考える住民が早期に戻れるよう万全を期す」と強調。「被災者の心に寄り添いながら、自らの持ち場で全力を尽くしてほしい」と述べ、復興加速に取り組むよう全閣僚に指示した。

 避難指示の解除は放射線量が高い帰還困難区域以外が対象で、浪江町が今月三十一日、富岡町は四月一日。

 このほか福島県川俣町と飯舘村でも今月三十一日に解除が決まっている。当初約千百五十平方キロあった県内の避難区域は、約三百七十平方キロとなる。

 JR常磐線は、沿線の復興や避難指示解除に合わせて順次復旧。竜田−富岡は、今年十二月末までの再開予定を前倒しした。二区間にめどが立ったことで、残る不通区間は第一原発に近い富岡−浪江のみとなる。政府は二〇二〇年春までの全線開通を目指している。

 復興推進会議は一二年二月に発足し、今回が十八回目の開催。首相を議長とし、全閣僚がメンバーを務める。

 

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