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【統一地方選2011】

南足柄市長選 現職破り、加藤氏初当選 「合併反対」掲げ雪辱

2011年4月25日

初当選を果たし万歳する加藤修平氏(中)=南足柄市で

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 統一地方選後半戦の四市長選と十市議選、二町長選と四町議選は二十四日投開票され、二十五日未明までに大勢が判明した。南足柄市長選は、元市幹部の加藤修平氏(62)が現職を破って初当選。平塚市長選は、元市議の落合克宏氏(53)が地域政党「減税日本」公認の新人らを抑えて初当選した。茅ケ崎市長選は服部信明氏(49)が三選、大和市長選では大木哲氏(62)が再選を飾った。十三年ぶりの選挙戦となった開成町長選はNPO法人理事長の府川裕一氏(55)が初当選し、湯河原町長選は冨田幸宏氏(53)が再選した。 (統一地方選取材班)

 南足柄市長選は、無所属新人で元市福祉健康部長の加藤氏が、現職で三選を目指した沢長生氏(63)、いずれも無所属新人で元市議滝本妙子氏(61)と元小田原市職員杉本健二氏(55)を破って、初当選した。投票率は65・74%(前回71・17%)だった。

 午後十時半ごろ、南足柄市関本の選挙事務所に姿を見せた加藤氏。間もなく「当確」の知らせを受け、支持者らの割れるような拍手の中で何度も万歳した。

 報道陣からの質問に「この喜びを市民の皆さまにプレゼントしたい気持ち。責任の重さを感じている」と勝利の弁。「(前回の敗戦から)四年間、市民の目線で行政を見ることができた。チーム南足柄として温かい市政を心掛け、市民が主役の血の通った政治をしたい」と決意を語った。

 加藤氏は、沢氏が打ち出した小田原市との(先行)合併に「吸収合併になる」と正面から反対。「身売りするのか、自立か」と市民に選択を求めた。

 公約に(1)農業を中心とした成長戦略で活力とにぎわいをつくる(2)観光客を年間三百万人(現在、年間百四十万人)を目標に呼び込む−などを掲げ、選挙戦を展開してきた。

 沢氏は二期八年の実績を訴えたが、財源不足を補うための手数料引き上げや文化会館休館など、打ち出した施策が議会や市民の支持を得られなかった。

 

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