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【再生の原風景 渡良瀬】

<ラムサール湿地>絶滅危惧種 命の輝き

初夏の湿地を彩る(左から)絶滅危惧種のミゾコウジュ、タチスミレ、チョウジソウ=栃木県栃木市で

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 首都圏に残された貴重な植物の宝庫である渡良瀬遊水地。約1000種が確認され、うちトネハナヤスリなど国指定の絶滅危惧種(準絶滅危惧を含む)は60種にも。広大な低層湿原に生育する数多くの貴重な植物がラムサール条約湿地登録への国際基準をみたす大きな要因となった。

 ヨシが茂る遊水地で2日、栃木県植物研究会の大和田真澄さん(62)主催の植物観察会が行われた。約40人が参加。大和田さんは約30年間にわたって同地の植物研究で絶滅危惧種などを調査、新種のワタラセツリフネソウも発見した。ラムサール登録を機会に、「ここの貴重さを地域の人に知ってもらいたい」と話す。

 6月の観察会の目玉はタチスミレ。掘削した湿地の再生地に群生。ミゾコウジュはシソ科で、ここでは道ばたに数多い。青い花のチョウジソウは5月中旬に撮影。多くの花にチョウとハチが蜜を求めて現れた。初夏の湿地にかれんに咲く絶滅危惧植物に魅せられる。

 写真と文・堀内洋助

 

再生の原風景 ラムサール湿地

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