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【再生の原風景 渡良瀬】

<ラムサール湿地>台風一過の夕焼け

冠水した河川敷ゴルフ場の上空に、台風一過の夕焼けが鮮やかに広がった。右下奥は赤城山=茨城県古河市で

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 台風一過の20日、渡良瀬遊水地では見事な夕焼けが現れた。茨城県古河市の雀神社前の土手には散歩する人が大勢足を止め、じっと空を見つめていた。日が落ちた後も、空の色は刻々と赤く色づく。目の前の渡良瀬川の河川敷ゴルフ場には豪雨で冠水した樹林が点在。まるで沖縄のマングローブの夕焼け空のように鮮やか。自然の光と色に至福を感じるひとときだった。

 「ここの夕焼けは日本一だ。昔と変わらない」と80代の老人が話してくれた。ゴルフ場が風景を変えたが、冠水すると昔の懐かしい風景がよみがえるという。台風が渡良瀬の原風景を再生したのだろう。アシ原にあるねぐらに向かうツバメの群れが夕焼け空に浮かんで印象的だった。

 ルーマニアのブカレストで7月7日午後1時(日本時間同7時)すぎ、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の第11回締約国会議(COP11)で行われる認証式で渡良瀬遊水地の名が世界に発信される。

 写真と文・堀内洋助

 

再生の原風景 ラムサール湿地

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