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【再生の原風景 渡良瀬】

<ラムサール湿地>ドジョウ捕るあで姿

アシ原の水辺でドジョウを捕るダイサギ。水しぶきが一服の清涼剤になった=栃木県栃木市で

写真

 大雨の影響で増水したアシ原でシラサギ類の一種であるダイサギ数羽がドジョウを捕らえていた。捕獲した一瞬、水しぶきが広がったのが印象的。しばらく観察すると次々にドジョウをくわえる。約50メートルの近さで写したが、平然と狩りを繰り返した。

 渡良瀬遊水地を撮影して20年が過ぎた。野鳥ではシラサギ類を多く撮影する。その理由は白いあで姿で一年中見られるからだろうか。1羽いるだけで風景が引き立つように思う。シラサギはダイサギとチュウサギ、コサギ、アマサギなど白いサギの総称。晩夏から初秋には約500羽を超えるシラサギが同遊水地でねぐらを作り壮観な光景を見せる。

 ラムサール条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」という。湿地の保全と賢明な利用を目的とする。ダイサギなど水鳥は魚や昆虫、植物など豊かな自然環境が必要だ。渡良瀬は人間と野鳥にとって貴重なオアシスのようだ。

 写真と文・堀内洋助

 

再生の原風景 ラムサール湿地

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