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【再生の原風景 渡良瀬】

<足尾と遊水地>壮大なゆりかご

秋の夕焼け空に飛び交うツバメの大群。ねぐら入り前に見られる壮大な自然のドラマだ=栃木県栃木市で

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 渡良瀬遊水地の秋の夕暮れ。日没から約10分後、ヨシ原にねぐら入りする数万羽を超えるツバメの大群が突然現れた。約20分間、何度も急降下し、穂が咲き始めたヨシのすぐ上を飛び交った。秋の虫の音を聞きながら、ねぐら入り前の壮大なドラマに魅了される。今年は連日、猛暑のためか、夕焼けが鮮やか。毎年8月下旬から1カ月ほど見られる。

 ツバメは繁殖を終えるとヨシ原に幼鳥を連れて行き、集団ねぐらをつくる習性があるという。餌の小さな虫が豊富で水辺がある広大な遊水地は貴重なゆりかごなのだろう。

 9月29日午前10時、栃木県栃木市藤岡文化会館で「ラムサール条約湿地登録記念講演会」(予約必要)と同県佐野市文化会館で「アースデイ田中正造」が同時開催される。後者は午後3時、東京電力福島第一原発事故を受けて小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が「正造さんと原子力」を講演。参加費は当日券1200円。高校生以下は無料。

写真と文・堀内洋助

 

再生の原風景 ラムサール湿地

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