東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 特集・連載 > アーカイブ2013 > 再生の原風景 渡良瀬 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【再生の原風景 渡良瀬】

<春の足尾と遊水地>春の朝 響く協奏曲

春の朝焼けに浮かぶ筑波山を望んだ時、一瞬コハクチョウ4羽がヨシ原を飛んだ。奥は東京電力の鉄塔と送電線=栃木県栃木市で

写真

 東日本大震災から2年となる11日朝、ラムサール条約登録湿地の渡良瀬遊水地から筑波山を望んだ。同山の手前に点在する東電の鉄塔は、事故前まで福島第一原発と首都圏を結んだ基幹の送電線が通っている。美しい景観を壊すかのように連なっていた。筑波山は春分と秋分のころ山頂から日が昇る。そのため春と秋の朝焼けは色鮮やか。日の出直前、偶然にコハクチョウ4羽が上空を飛んだ。北帰行の途中に立ち寄ったのだろうか。珍しい光景に魅了される。

 春の朝は野鳥の声が一段と心地いい。一番早く「ケーン、ケーン」とキジが鳴いた。次に「ピチュ、ピチュリ」とヒバリが複雑な声で。そして「ホーホケキョ」とウグイスがさえずりを始める。まるで静かなヨシ原で協奏曲を奏でるようだ。

 春の訪れを告げるヨシ焼きが17日、3年ぶりに再開される。火入れは午前8時30分から。焼く面積は従来の4割に相当する600ヘクタール。悪天候で中止の予備日は20日と24日。

 

再生の原風景 ラムサール湿地

東京新聞フォトサービス

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by