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【純粋なる芸術 中村政人 アール・ブリュットの世界】

大川誠(おおかわまこと)「makoot」

58・5×33×7センチ 2012年

写真

 カラフルな羊毛の中から一握り分を選び針でひたすら刺し続けると、柔らかい羊毛は固いフェルトに変わる。最初は、鍋敷きのような形ができあがり、そのうちに足がつき、タコのようなものから手がつきだし、不思議な人形型の作品が生まれだした。何かを手本にしたりは一切しない。プリミティブ(原始的)・アートの造形感と神秘的な霊感が宿っているソフト・スカルプチャー(柔らかい彫刻)だ。近作は、パリのabcdコレクションに選ばれるなど、海外での評価も高く、最も注目されているアーティストのひとりである。

 

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