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【わたしの春闘】

石井食品労組書記長 関口和成(せきぐち・かずなりさん)(45)

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◆パートも組合へ

 「イシイのおべんとクン ミートボール」で知られる食品加工メーカー、石井食品(千葉県船橋市)に勤務している。三年前から労働組合の書記長をしている。社員は約三百二十人。入社時に全員、組合に入ることになっていて、組合員は管理職を除く約二百五十人だ。

 食品メーカーでつくるフード連合には中小企業を中心に約三百の労組が加盟している。組合員数は十万五千人に上る。食品メーカーは、命を守る業界で、徹底した衛生管理が求められる。食の多様化が進んでいて、それに対応していかなければいけない。

 石井食品は食物アレルギーに配慮した商品づくりに力を入れるなど、先進的な取り組みをしている。本社内に「コミュニティハウス ヴィリジアン」を設けて、地域住民が気軽に集える場所を提供している。

 こうした取り組みができるのは、人手不足の中、社員一人一人の地道な努力があるからだ。春闘では基本給の一律三千円アップを要求している。物価はこの三年間で3・1%上昇した。賃金を3・1%上げるには、三千円のベアが必要だ。

 石井食品には二百から三百人程度のパート従業員がいる。正社員と同じように一日七時間半、週五日以上働いているパートもいる。将来的にはパートにも組合に入ってもらい、待遇改善を経営側に求めていきたい。 (聞き手・城島建治)

 

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