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【カンバス 横田健一郎】

(133)敷島のキンメイチク 苦境はね返す生命力

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 フラフラするなぁと帰宅して体温を測ると40度近い熱が。

 毎年この時期は急激な温度変化についていけない。

 寝込んでいると、健康な身体がどれだけありがたいかと身にしみるものだ。

 体調を崩しやすい今の時期、今回は皆さまへ、健康を願って縁起物を一枚。

 渋川市赤城町の上の森八幡宮社殿横にある、国指定天然記念物の敷島のキンメイチク。

 マダケの突然変異によってできた変種で、根元から先まで節ごとのくぼみに平行して黄色い模様が規則正しく並ぶ。一般に観賞用に栽培されてもいる竹だ。

 敷島のキンメイチクは環境庁(現環境省)などの説明板によると、昭和43年春ごろ、急に開花し枯死寸前となったが人々の手厚い管理によりよみがえったことが記載されている。ここ以外では福岡県と石川県に天然記念物のキンメイチクがあるという。

 古来、縁起物とされてきた竹。

 「苦境でも耐え忍び、はね返す生命力」など、頑丈さと根の勢いはすさまじい。

 子供のころは竹やぶに入ると妙な世界に飛び込んだような感じになって怖かったが、成人して改めて見ると独特で美しい。

 高邁(こうまい)なエネルギーを頂き、病み上がりに活が入る。

 

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