千 葉 出題の傾向と解説

 県教委は、国語が六十五点、ほか四教科は六十点が平均点になるよう問題を作成したとしている。県教委によると、各教科の問題の傾向は次の通り。

◇国語◇

 日常の学習で十分解答できる内容だが、実験・観察に関する文章の読解力も国語に必要として出題した。読みごたえがある文章を選んだという。日本語を大切に学んでほしいという視点から、作文は敬語に関する設問にした。

◇数学◇

 数学的な表現、処理能力を重視。基礎的知識・技能を総合的に活用して考える能力にも力点を置いた。与えられた課題を生徒がどう解くかが分かるような問題もあり、数学に対する考え方を総合的に見る出題。

◇英語◇

 ヒアリングテストで今年初めて対話文を出題、コミュニケーション能力を問う。長文は、文脈の理解や要点把握能力を見る内容。全体的に基礎的な内容を中心に出題し、難易度や分量は昨年と同様という。

◇理科◇

 すべての問題が観察・実験にかかわるものになった。科学的に調べる能力を日常生活にいかに生かせるかを見る出題傾向。昨年はなかったデータ読み取り問題も四題盛り込み、「科学的に思考し、表現する能力」を考査する。

◇社会◇

 問題文を簡潔にするなど昨年に比べ三ページ減った。記述式を増やし、表現力・知識・理解を試す問題構成。全体として日本と世界の結びつきに関する基礎的な知識・理解を問うとともに、総合的な思考力や判断力を試している。


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