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【神奈川】

出題の傾向と解説

2008年2月22日

 昨年から大問七題となり、本年も同様。問一のリスニングは、表を挙げ答えさせる。問二は単語をつづらせるもの。問三は、適語選択で基本表現の力をみている。問四は整序結合問題で、文法や構文の力を試している。問五は、スケジュール表を見ながら、対話文の語句を選択させる。問六は、グラフや数行ずつの文を挙げ、読解力や思考力を試している。問七は、かなり長い対話文を挙げ、内容について英問英答させ、最終設問は単語を記させる。基本的な学力をつけておけば十分。  (アソック教育センター・田村哲)

■国語

 大問三題。難易度は通年通り。問一は漢字の問題以外で大幅な変更。(ウ)は作成原稿とグラフを参照しての「国語表現」の分野から敬語、主語と述語の関係および適切な内容補充の選択。問二小説。主人公の心情理解が中心。会話とその前後は特に注意。問三評論文は「文化論」をテーマとしたもの。適文補充が追加。この問題と記述問題では接続詞「つまり」の働きの理解がポイント。問四古典は大意の把握に心掛けること。短歌や俳句の鑑賞と文法事項が出題されぬのは残念である。 (同・真下友彰)

■数学

 大問七問で、問一は基本的な計算問題。問二は計算・関数・図形の思考力を問う問題。問三は二次関数と一次関数および平行線と面積の利用。問四は確率の問題で(イ)では素数をさがす。問五は円と直線との交点に関する数の規則性と二次方程式の利用。問六は円柱の体積と三平方の定理の利用。問七は図形の証明と円周角の性質を用いた角の大きさを求める問題となっている。関数や図形の問題でグラフや図形が複雑になっているが、全体として昨年よりやさしくなっているように思える。 (同・勝永憲郎)

■理科

 第一分野、第二分野に偏らない出題であり、大問数が八問であるなど例年通りの出題である。大部分は選択式の出題であるが、化学反応式を書かせたり、自然現象などを説明する語句の記述があり、これも例年通りの出題である。第一分野、第二分野について、実験や観察されることと、そのことの科学的な理解を幅広く問う一方、回路、気体の発生、植物の分類、気象のように出題分野を限定し、それぞれの分野での実験や科学的な理解を問うなどで、全体として出題の仕方に工夫がみられる。 (同・西沢憲一)

■社会

 大問三題は例年通り。分野別小問の配分もほぼ同数で変わらない。問一は地理的分野で、地図の見方や時差、グラフなどの参照問題であるが、ほかの分野と組み合わせた出題も見られる。問二の歴史的分野では、基本事項の確認と因果関係を踏まえた歴史的展開の学習が重要である。教科書レベルを超える出題はない。問三公民的分野は、憲法、市場価格、税や貿易、環境問題などオーソドックスな出題である。時事問題は「洞爺湖サミット」について問う。全体に基本レベルの問題が多い。 (同・関口みさき) =いずれも敬称略

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