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【神奈川】

各科目の解説

2009年2月20日

■英語

 大問七題と出題形式は昨年同様。問一のリスニングは表を挙げて答えさせ、問二は単語のつづりをみる。問三の適語選択で基本的な文法知識を、問四の語順整序問題で構文力を確かめた。問五は地図を用いた対話文完成、問六はグラフやメール等から読解・思考力が試された。問七では長めの対話文から内容について英問英答させる。文を構成する単語から内容を理解するに足る基礎知識まで普段から身に付けておくことが重要である。(アソック・教育センター・飯塚豊)

■国語

 大問四題は例年通り。問一は漢字の問題と国語表現からの出題で前年の変更を引き継いだ形式。内容は敬語の誤用や接続助詞を理解し、接続詞に対応させるもの。問二の小説は心情理解が中心。文中「賢しく」は(注)を付すべきか。問三の評論文は文章の表現・内容ともに難しい。ただし、設問への対処は、指示語や接続詞に注目し、傍線部の前後に注意すれば可能。問四古文は文章量が少し減り、内容も平易。大意を把握することが重要。(同・真下友彰)

■数学

 例年通り大問七問で、問一は基本的な計算の、問二は全領域からの思考力を問う。問三は放物線と直線の式を求める問題および相似と比を利用する問題。問四は確率で、コインを箱に入れる操作に注意が必要。問五は数の規則性と二次方程式の利用。問六は三角柱の体積と三平方の定理の利用。問七は図形の証明と二等辺三角形から角の大きさを求める問題。全体として、基礎から標準レベルの出題となっている。 (同・勝永憲郎)

■理科

 大問は八問で、第一分野、第二分野からそれぞれ小問集合四問の出題分野は昨年とほぼ同じ。一方、残りの四問は特定分野からの出題で、問五は昨年の「電気」から今年は「物体の運動」になるなど分野を変えている。実験観察を重視した出題、理科の用語の記述が二問、計算問題が一問、化学反応式を書かせる一問と残りの問題はすべて選択式の出題傾向も例年通りである。 (同・西沢憲一)

■社会

 記述問題が新たに加えられたのが今年の特徴。単なる年号や用語の暗記にならないような学習が、これから一層大切となる。出題全体は、地理・歴史・公民の各分野での偏りもなく、また内容も基本的な学力があれば解答可能。地理的分野では、資料問題や地形図の理解、歴史的分野では出来事の因果関係を史的展開の中で理解することが重要である。公民分野では広く政治と経済の知識が問われる。

 (同・関口みさき) =いずれも敬称略

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