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【神奈川】

各科目の解説 

 ■英語

 大問数が七と、出題形式は昨年同様。問一のリスニングでは5W1Hをしっかりと聞き取って解く。問二、三では基本な単語と文法力を、問四では並べ替えで構文力が問われる。問五は、表と英文を照らし合わせて対話文を完成させる問題。問六は、グラフやメールなどの内容を読み取る。問七は対話文の中から、必要な情報を読み取る力を見る問題。中学三年間の単語、文法、会話表現など数多くの英文を読み、さらに普段から内容を理解するに足る基礎知識を身に付けておくことが重要である。

 (アソック教育センター・飯塚豊)

 ■国語

 大問四題は例年通り。出題は基本的国語力を問うが、やや難しい設問もみられる。問一では漢字の書き取り(イ)に注意が必要。問二の小説は心情理解がポイント。線部の前後が解答のヒントとなる。文章表現を問う(キ)で正解とされた選択肢中の「ユーモアを交えた」には疑問が残る。問三の評論文では、筆者の指摘する「グローバリズムの問題点」を押さえることが重要。(エ)記述問題は反語表現を用いた筆者の意図を理解する。(オ)は論旨と同時に語句自体の意味も問われている。問四古典は大意の把握が重要。 (同・真下友彰)

 ■数学

 大問七問からなり、問一、二は基本計算と思考力を問う。問三は放物線と直線の式を求め、図形の相似から線分の長さを求める問題。問四は確率の問題で、昨年から二つの袋からカードを取り出す問題に変わった。問五は数の規則性と二次方程式の利用。問六は円すいの表面積を求める問題と三平方の定理の問題。問七は図形の証明と角の大きさを求める問題となっている。問題レベルは基礎から標準程度であるが、昨年より関数、図形の問題が少し難しくなっているように思われる。 (同・勝永憲郎)

 ■理科

 大問八問で、うち四問はそれぞれの分野からの小問四問からなり、残りの大問四問は各分野からテーマを選び掘り下げた出題となっている。各分野について幅広く知識を問う出題と、テーマを絞って詳しく知識を問う出題とでバランスを取っている。各分野について実験・観察を重視した出題は例年通り。また、解答形式は選択式が中心だが、電離の式・用語・計算による数値を求めることなどは記述式で、記述の回答が例年に比べて多い印象がある。 (同・西沢憲一)

 ■社会

 問題の量や形式、出題傾向に大きな変化はなく基礎的知識を幅広く問う出題。しかし、難易度の点ではばらつきも見られた。地理的分野では日本史、公民の内容も融合されたが、概して基本問題中心で昨年より易しい。ただし択捉島、沖ノ鳥島の設問は難。歴史的分野では問三の各時代の特色を問う問題が易しく、問四の近現代史は三・一独立運動や日中共同声明などが難。難易度で、ほかの問題との落差が大きい。公民分野は全体的に標準型の問題で、基礎力で対応できる。 (同・菊池豊昌)

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