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【群馬】

聞き取りで不具合 富岡実業など2校 公立校入試が終了

 県教育委員会は十一日に実施した富岡実業高(富岡市)と高崎経済大付属高(高崎市)の二〇一五年度入試後期選抜で、英語のリスニングトラブルが発生したと発表した。公立高のリスニングトラブルは二〇〇〇年以降で十校以上となる。

 県教委によると、富岡実業高では、全体で十一分三十秒あるリスニング放送が七分弱で停止。二教室で受験していた計六十八人は、十五分間待機した後、一台の再生機を各教室に順番に持ち込み、筆記の合間に残りのリスニングを受けた。同校は事前に六回の点検をしていたという。

 高経大付では、最初からリスニング放送が流れず、八教室で受験していた計二百十人は筆記の終了後、予備の放送機器を使い、十七分延長してテストを受けた。同校は事前に少なくとも三回点検していたという。

 両校ともトラブルの原因は分かっていない。ともに受験生の間で不公平はなかったとみられる。

 県教委は「事前に十分に点検したはずだが、トラブルが続き、受験生や保護者に申し訳ない」と謝罪している。 (菅原洋)

◆各教科出題の傾向

 ■英語

 平均点は例年より低めの45点(前年41・2点)を想定。設問数は前年より1問増えて25問とした。リスニングは例年並みの約3割を配点した。会話形式の基本問題では、世界文化遺産の富岡製糸場(富岡市)をテーマに初めて出題した。長文問題では、中学生が好きな本についてスピーチした文章から読解力を試した。2枚の絵から内容を英作文させる応用問題も出した。

 ■理科

 平均点は例年並みの55点(前年49点)を想定。記述問題を前年から4問減らし、9問にしたため、全体の設問数は前年より3問減って51問となった。地学では、図表や地図を示し、二〇一三年に本州に上陸した台風や、一四年に栃木県北部で発生した地震に関する出題をした。日常生活に身近な知識を重視し、理科が社会に利用されている現状を認識させる狙いがある。

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